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神の備え――「命のパン」

 私たちが把握する必要があるのは、食物の原則は命であるということです。これは私たちの好き嫌い、気に入るか気に入らないか――「好みがうるさい」かどうか――の問題ではありません。まったくそうではありません。これはただひたすら命――命!――の問題です。こういうわけで主イエスは「私は命のパンです」(ヨハネ六・三五)と仰せられました。このパンによって益を受けるには、このパンの中にあるのと同じ命が私たちの中になければなりません。相応の命――命を握る命、命を供給する命――がなければなりません。これはたんなる興味の問題ではなく、不可欠な問題でなくてはなりません。

 本としての聖書に精通し、開講中のすべての聖書講義に出席することができても、依然として霊的に成長しないおそれがあります。これは厳粛な事実です。これが真実であることを私は知っています。数年間、私はキャンベル・モルガン博士と、彼の聖書教師協会の会員の一人として、親しく交際しました。その協会の方法は完全に、聖書を分析して教えるというものでした。しかし、その方法を数年間ためしてみても、その聖書講義に出席した人々の多くは、霊的成長を少ししかあるいはまったく示しませんでした。霊的成熟らしきものに少しでも到達した人は、彼らの中にほとんどいませんでした。その聖書講義をすべて聞いた後も、彼らは依然として赤子でした。彼らは講義をすべて自分のノートに書き留めました――そのような方法で彼らは講義を学びました。しかし、この一大軍事作戦に不可欠な要素になることに関して、彼らは少ししか役に立たないか、まったく役に立ちませんでした。

 いいえ、これはたんに聖書をそのように知る問題ではありません。とはいえ、それは基礎として有用かもしれません。本質的問題は、それは命の問題でなければならないということです――確かに命か死かの問題でなければなりません。命か死かの二者択一です。私たちが生き残るかどうかはこの食物の問題にかかっています。

 そして、この食物はキリストです。主イエスは「私はあなたたちに食べるための大量の教えを与えます」とは言われませんでした。彼は「私は命のパンです」と言われました――「私、自らが、命のパンです」と言われました。ですから、このパンの益を受けるには、まず彼との生き生きとした実際的な関係を持たなければなりません。食す人と食物との間に命の関係がなければなりません。

 これは確かに食物の種類の問題です。異なる種には異なる種類の食物が必要です。被造物の一つの種の食物は他の種と異なります。あなたも私も動物の特定の種の食物で生きることはできません。彼らもおそらく私たちが食する類の食物で生きることはできないでしょう。霊の人(すなわち正常なクリスチャン)は、霊の食事によってのみその必要が満たされる種に属しています。それは主を知る実際的な生ける知識であり、そして、ただそれによってのみ戦争に勝利できます。聖書知識を「天然的」知的に得ることは霊の食物の代わりにはなりません。

 ですから、これらすべてのことから重要な教訓を得るよう努めようではありませんか。霊的備えを、してもしなくてもよいもの、と思わないようにしようではありませんか。そのような態度を取るなら、遅かれ早かれ、私たちは戦いの中で看破されるでしょう。私は信じていますが、過去に主から教わったことはすべて途方もない価値があったことに今気づきつつある人々が、この世界に大勢います。他方、他の人々は、自分たちには切り抜ける能力がないことに気づきつつあります。


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