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知性(Intelligence)による嗣業の獲得

 第二に、神の民の嗣業を確保する完全な基礎は霊的知性です。これは救われる以上のことです。救いは霊的照らし、内なる目の開眼と共に始まります。しかしその後、救いをその究極的目的であるキリストの豊満へと推し進めることは、霊的知性、照明、理解力、知識の道筋によります。これらの単語が異なることを意味するのか、それとも同じことの別の言い方なのかは問題ではありません。結果は同じです。

 たとえば、ヨシュア記は嗣業についての書であることを私たちは知っています。民は中に入って行って所有、占領、開拓、継承することになっていました。しかし、イスラエルが四十年前にその地の境界に来た時、まさに最初に取った行動は何だったでしょう?諜報部隊(Intelligence)を設けることでした。その地を探るためにスパイが送り出されました。ヨシュアは諜報員、彼の諜報部隊を派遣しました。諜報活動がここではとても重要でした。ヨシュアとカレブはまさに諜報活動の原則を体現していると言えるでしょう。やがて民が入って行って所有する結果になる報告をもたらしたのは彼らでした。しかしここで興味深い、印象的な、意義深い点に注意して下さい。民は彼らを石打ちにしようと思ったのです!(民一四・一〇)。敵はその地にいただけでなく――民自身の心の中に入り込んでいたこと、そこに足場を得ていたことがわかります。これは原則的にも歴史的にも何と真実でしょう!神のいずれかの民が何らかの新しい光を得始めると、主の道具として、彼らはサタンの憎悪の対象になるのです。サタンはその道具を石打ちにするよう軍勢を唆します。彼は霊的照らしの道具を憎みます。

 第二章で指摘しましたが、エペソ人への手紙はすべて一つながりです。つまり、漸進的に進んで行きますが、それにもかかわらず一つのことと関係しています――教会が嗣業にあずかることと関係しています。その実現のために途方もない戦いがなされています。「主権者たち、権力者たち、天上にいる悪霊どもの軍勢」がそれに反対して配備されている、とそれは述べています。しかし、この戦いを引き起こすもの、それを活性化するもの、私たちをして悪の軍勢に立ち向かわせるものは何でしょう?パウロは祈っています、「あなたたちの心の目が照らされて、あなたたちが知りますように……あなたたちが知りますように……あなたたちが知りますように……」。これがこの戦いの理由です。それは「神の民が知りますように」というこの点を絶えず巡っています。自分たちが本当にこれを把握しているのか――十分にこれを自覚しているのか――私たちは自問した方がいいでしょう。


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