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 私たちは今、これらの節の各々の意味を見て、少しばかり詳しく考えることにします。

 まず、私たちの主イエス・キリストの中にある命は区別する要素であることに注意しましょう。それはキリストを人々の間で独特な者としました。彼は神の被造物の他のすべてとは異なっていました。それはキリスト特有の命でした。この意味で、他のいかなる被造物にも言えなかったこと、すなわち、「彼の中に命があった」ということを彼については言うことができました。主は、御自身と他の者たちとの間に大きな違いがあることを御存知でした。人々は、彼の中には自分たちとは全く異なる何かがあること、自分たちにはそれを説明できないことに気づきました。この違いは教育や社会的地位とは何の関係もありませんでした。なぜなら、それは天然の領域に属していなかったからです。それは霊の領域のものであり、ただ彼の内にある命に起因するものでしかありえませんでした。この神聖な命が彼の知性を力づけたので、彼は常に知的には他の人々と対等だったものの、彼の知性は他の知性よりも優っていただけでなく、その種類も異なっていました。その秘訣は霊的視力でした。エルサレムの最高の宗教的権威たちが彼を捕えて、彼を罠にかけようとしました。しかし、彼は常に彼らから逃れました。なぜなら、彼の知性は神の御霊によって彼に供給されている神の命によって力づけられていたからです。何回彼の敵たちは彼の前で唖然としたことでしょう!何回彼らは「どうしてこの人は学んだことがないのに文字を知っているのだろう」と言って彼の知恵に驚いたことでしょう。

 彼は知性と心の両方に関して優っていました。彼の同情心と憐れみは神の命によって力づけられていたので、いかなる人の同情心や憐れみよりも優れていました。彼の愛は異なる愛でした。彼は人々の手によって大いに苦しみましたが、決して同情心を失いませんでした。彼はエルサレムが自分を十字架に付けることを知っていましたが、「エルサレム、エルサレムよ……」と言ってその都のために泣かれました。彼の心は憐れみによって突き動かされており、御自分の者たちを忍ばれました。彼ら自身が彼について、「彼はこの世にいる御自身の者たちを愛して、彼らを最後まで愛された」と証ししていないでしょうか?彼らはこのような愛に値したでしょうか?彼らの内の一人は彼を否みました。それでも、彼は彼らやペテロに対する憐れみを決して失いませんでした。彼の心と同情心は、彼の御父の愛の高い水準に保たれていました。

 彼の意志に関しては、彼の行動は上からのこの命によって力づけられており、彼の確信に関しては、彼はあらゆる試みを経ても持ちこたえました。彼は決して彼の御父の信実さを疑いませんでした。


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