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内なる命の法則によって歩む

 これにも幾つかの段階があります。一つはこれです。すなわち、聖霊はキリストを内側にもたらして下さったのですから、私たちはそれ以降、主と共なる新しい歩みによって生活行動しなければなりません。私たちは彼が歩まれたように歩まなければならない、私たちは彼が歩まれたように歩むべきである、とヨハネは言いました。彼はどのように歩まれたのでしょう?御自身の歩みに関する彼御自身の言葉はまったく明らかです。すなわち、彼は御父の中に住み、御父の中に自分の命を持ち、御父によって生き、自分自身からは何もせず、御父がなさることは何でも行ったのです。それは御父にあって歩む、慎重かつ絶え間ない歩みでした。言い換えると、御父との内的な関係と交流、交わり、一体性によるものでした。このように彼は歩まれました。ですから、私たちの生活はあらゆる点でキリストとの内的歩みによって行動するものでなければなりません。その歩みは外的命令、外的組織による歩みとは異なります。クリスチャンならそれに順応するよう期待されている、あるキリスト教の組織があります。それは設立・確立されているものであり、クリスチャンとして私たちはそれに順応して当然と思われています。それは最初に考慮すべきことではありませんし、誤りに導くかもしれません。私たちの歩みは、第一に、外的規則・組織・命令にしたがったものではありません。私たちの生活は主と共なる内的なものでなければなりません。今や、すべては内側から、内なる主から発しなければならないことを、私たちは理解しなければなりません。これは言葉が伝えるよりも遥かに多くのことを意味します。

 いくつか例を挙げて、これを説明することができます。エルサレムに本部がある、完全に確立されたユダヤ教の組織がありました。そして、一人のユダヤ人として、主イエスはそれに完全に順応してその支配に服するよう期待されました。ですから、エルサレムで祭りがある時、彼の兄弟たちは「あなたは祭りに上って行って、自分を公に示すべきだ」と彼に言いました。「恥ずべきことが何もないなら、どうして人目を忍んで離れているのですか。実際、もし上って行かないなら、アブラハムの不実な子と見なされるでしょう」。人間的理屈のあらゆる観点から見て、彼は上って行くべきでした。確かに彼は誤解されるでしょう。しかし、これに加えて、他のありとあらゆる意見もありました。もし上って行かないなら、他の人々は道に迷って躓くのではないか、また、結局のところ、これは神御自身が設けられた組織であり、神に由来しているものではないのか?等々。彼の返答は「あなたたちは上って行きなさい(中略)私は上って行きません」でした。彼らが上って行った時、イエスも上って行かれました。これはとても単純であり、その意義を見落とすことはありえません。これはただ次のことを示しています。すなわち、彼は外側で確立されたいかなるものにも支配されることを拒み、主によって、御父によって支配される立場の上に立たれたのです。「父よ、あなたは私がそこに行くことを望んでおられるのでしょうか?私にそうするよう期待しておられるのでしょうか?それは為すべきことなのでしょうか?それは受容・確立された秩序に順応する問題でしょうか?」。そこに行くことを御父が望んでおられることがわかるまで、彼は動くことを拒みました。そして、それがわかった時、彼は上って行かれました。その前ではありません。人々がそれについてどう思っているかは問題ではありませんでした。彼を内的に支配していたのは御父であって、自分に課せられたもの―― 一般的に受容・確立されているもの――ではありませんでした。

 内住のキリストは信者をこの基礎の上に置かれます。それ以降、キリスト教――この世の秩序・組織として構成されてきたものであり、内なる主にはよらないもの――に支配されてはなりません。聖霊は降臨してこれを行い、これをもたらされました。すなわち、私たちが内なる主によって生きるようにして下さいました。これが意味するのは、もちろん、内なる主を知ることです。


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