十字架を通して効力を発揮する血

 ですから、敵に向かって常套句を用いようとは思わないようにしようではありませんか。敵を麻痺させるのは、ある地位に着くことです。堅固な地位に着くことです。敵に出来るのは、周りをうろついて、中に入るための何らかの道を見つけようとすることだけです。血は証しの根拠です。「彼らは小羊の血のゆえに(「によって」という訳よりもこの訳の方がずっと良いと思います)彼に打ち勝った」。この訳の方が私たちの理解を遥かに助けてくれます。これは何かを客観的な方法で用いることによるのではなく、主観的な方法による何かのゆえです。小羊の血のゆえです。これは十字架が実際のものになっていなければならないことを意味することがわかります。血が解き放たれて効果を発揮するのは、十字架という方法によります。つまり、命の血の証しが確立されるには、十字架が死の根拠をすべて取り除いていなければならないのです。死の根拠は十字架において対処されます。この問題における十字架の特別な意義は、生まれつきの私たちの存在がそこですべて取り除かれたことであることがわかります。これが十字架です。その後、あなたは血の生ける証しを持ちます。それは別の性質です。十字架において取り除かれた性質ではなく、別の性質、彼御自身の性質です。この性質は栄光のうちに進み続けます――これが証しです。いけにえが捧げられた後、その血は至聖所の中に運ばれて、永続的な生ける証しとなります。その場所でこの血は、古い性質のうちにある死の根拠はすべて廃棄され、取り除かれた事実を証しします。この血は神の御前で、「ここに別の性質があります。この性質はこれに打ち勝ち、死に打ち勝ち、罪に打ち勝ち、肉に打ち勝ちます。したがって、サタンのすべての力に打ち勝ちます」と告げます。これがこの血の現在の証しです。

 ですから、十字架を私たちは用いなければなりません。死によるキリストとの合一を、自分たちの全性質に受け入れる地点に、私たちは達しなければなりません。さもないと、生ける証しはありません。証しのためのいかなる試みも、たちまち敵に反撃されるでしょう。


オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 本館
オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 本館へ

コメント
トラックバック
トラックバックURL
コメントフォーム
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
全記事表示リンク
検索フォーム
個人のブログに関するリンク集
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

電子書籍
Glorious Secret
ジェシー・ペン-ルイス
「栄光の奥義」


The Cross of Christ
アンドリュー・マーレー
「キリストの十字架」


ランキングサイト
にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 聖書・聖句へ

人気ブログランキングへ ブログランキング

ブログのまどランキングへ ブログ王へ

ブログランキング【くつろぐ】

QRコード
QR
カウンター

Page Top
Powered by FC2 Blog | | Template Design by スタンダード・デザインラボ