聖書の冒頭の創世記と、エペソ人への手紙の中に示されている神の御心の高度な啓示とをつなぐ二つの御言葉が見つかります。エペソ人への手紙は、神の永遠の御旨、神の計画に関して私たちが持っている最も完全な啓示です。この手紙の中に、聖書中の他のどの箇所よりも完全に、世を造る前に神の御心の中にあったものが示されています。次に、創世記第二章の中に、エペソ書五章で引用されている節が見つかります。

 「それゆえに、人は父と母を離れてその妻と結ばれ、ふたりは一体となるのである。この奥義は偉大である。しかし、私はキリストと教会のことを言っているのである」(エペ五・三一~三二)。神の御旨を見るには、エペソ五章から創世記二章まで、そしてさらにその前まで遡らなければなりません。人と妻のこの一体性は象徴にすぎず、永遠の過去からの神の御旨――キリストと教会――の表われである、と述べられています。これは代々の時代や世代にわたって隠されていた奥義である、とパウロは述べています。これが神の御心の奥深くにありましたが、今や知らされています。このように、夫と妻の関係のような人間関係は、神の御思いによると、何かの表われ、天的な何かの表われです。私が言わんとしていることの一例として、私はこれを選んだにすぎません。神の目に見える被造物のどこにおいても、この同じ原則が成り立っていることがわかります。それは霊的思想、霊的観念の表われです。

 さてそれから、神が人を創造されたのは、地に人を住まわせ、生息させ、地を人で満たすためだけではありません。それには霊的観念、天的思想が伴っていました。それは人を天的な存在にならせること、その存在のまさに中心が天的である人々にならせることです。天的性質が神の全被造物を支配している大原則であり、これは途方もない変化を私たちに生じさせます。パウロは、「どうか彼が知恵と啓示の霊を与えて彼を認めさせて下さいますように。彼の召しの望みがどんなものであるのか、また聖徒たちの中にある彼の嗣業の栄光がどんなに豊富であるのかを知ることができますように」と祈りましたが、これがパウロが言わんとしたことです。私たちも自分自身のために、また互いのために、祈らなければなりません。聖徒たちの中にある彼の嗣業――これは天的なものなのです!


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