新しい、より高い水準の奉仕

 その後、極めて驚くべきことが起きた。自分自身を忌み嫌うこの人を神は擁護して回復されたのである。

 「主はテマン人エリパズに言われた、『わたしの怒りはあなたとあなたの二人の友に向かって燃える。あなたたちは、わたしのしもべヨブのように正しい事をわたしについて述べなかったからである』。」

 その次に、御存知のように、神はヨブを祭司として、彼を通してでない限り、この三人の非難に満ちた道徳説教者たちは自分たちが怒らせた聖なる神に近づけないようにされた。

 「私の僕ヨブはあなたたちのために祈るであろう。そして、私は彼を受け入れる。」

 ここで基本的に四つのことが述べられているのがわかる。

 ――第一に、神の幻
 ――第二に、自己の完全な崩壊
 ――第三に、新しい、より高い水準の奉仕
 ――最後に、二倍の実り豊かさ

 「そして主はヨブの持ち物を二倍に増された。」

 さて、ここに変わることのない順序が示されていると私は信じる。ここに例外的でない経験が示されていると私は堅く確信する。

 ああ、愛する人よ、われわれは神に関してあまりにも耳で聞きすぎてきたが、神に関するいっそう深い事柄、いっそう親密な事柄に達する必要があるのである。

 われわれは、あの個人的で基本的な神との交友に達する必要がある。それはサマリヤ人たちと共に「今、私たちが信じているのは、あなたの言葉のためではありません。自分自身で聞いて、この方こそまさにキリストであることがわかったからです」と言えるようになるためである。とはいえ、それが及ぼす最初の効果は、この恐るべき自己卑下であり、この完全な自己の崩壊である。

 しかし、ああ、この屈辱の谷は何と幸いな場所であることか。そこに転落した者で、新しい命と奉仕によみがえらない者はいない。しかし覚えておこうではないか。その代価は、自分の内に死という判決を持つことなのである。内なる生活を徹底的に再建することなのである。


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