2)この事実を実現させる鍵の探求

 信者は今や、キリストにある自分の地位、権利、特権に関する教理を得て、自分はそれらを知的にしか理解していないと感じる一方で、それらを経験的にも知りたいと願う。つまり、享受して、勝利したいと願う。このように促されて、彼はさらに御言葉を探求し、この状況に至る鍵であるエペ一・一六~一八を見い出して喜ぶ。「どうか私たちの主イエス・キリストの神、栄光の父が、彼を知る知識を得させ、知恵と啓示の霊をあなたたちに与えて下さいますように。また、あなたたちの心の目が照らされて(中略)信じる私たちに対する彼の力の卓越した偉大さを知りますように」。

3)見つけた鍵の活用

 信者は今や、この新しく発見した鍵を適用することに取りかかる。すなわち、自分のための祈りの中で、これらの御言葉に訴え始める。神を知る知識を得て、知恵と啓示の霊を受けられますように、と訴え始める。神の御言葉の中に述べられている聖霊の願いを祈ることによって、自分は神の御旨にしたがって祈っているのであり、「聖霊の中で祈っている」(ユダ二〇)のである、と彼は考える。それで、極めて恵み深い返答、並外れて豊かな返答さえも得られると確信する。

4)この鍵は経験への扉を開く

 この霊感を受けた祈りを用いて、日毎に神を待ち望んだ結果、望んでいた霊的理解力が与えられる、そして、信者は昔ながらの真理を新しい光の中で見ることができるようにされる。また、なじみ深い御言葉のそれまで理解していなかった貴い意味を自分の必要に対して適用し、信仰を活用して用いることができるようにされる。新鮮な光を放つものとして御霊が示される御言葉は多くあるが、信者は特に出一七・一三、ヨシ五・一三~一五、八・一八、一九、マコ一一・二二~二四、マタ一八・一九~二〇等を与えられる。

 こうして聖書を通して、聖霊は、御自身が内側に息吹いた祈りに応えて、信者の悟性を開き、そこにあるキリストに関する事柄を理解させる。そして今、聞くことによって生じた信仰が、それまで無敵だったサタンの要塞を、霊の諸々の武具で果敢に攻撃する。この霊の武具は、神によって力あるものであり、サタンの要塞を破壊する力がある。


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