次に、彼の服従から何と豊かな実りが生じたことでしょう。「一粒の麦が地に落ちて死なないなら……」。これは服従ではないでしょうか?その反対は何でしょう?私は死ぬことを拒みます、自分の命を捨てることを拒みます、自分の魂を手放すことを拒みます。私は自己に、自分のものにしがみつきます。「一粒の麦が地に落ちて死なないなら、それは一粒のままです。しかし死ねば(つまり、自分自身を明け渡せば、自分の命を手放せば、自分の権利を拒めば)多くの実を結びます」。これに直ちに次の御言葉が続きます、「自分の命(自分の魂)を愛する者はそれを失い、自分の命(自分の魂)をこの世で憎む者はそれを保って永遠の命に至ります」(ヨハ一二・二四~二五)。これもまた、一言で言うと、服従です。

 「死に至るまで、実に十字架の死に至るまで従順になられました」(ピリ二・八)という御言葉でこの問題を追って下さい。従順――これが服従です。これは女性の面であり、女が表しているものです。私たちはその恩恵を何と受けていることか!

 そうですが、次に、別の面があります。ああ、キリストのうちに見られる力、強力な力!ああ、私たちがキリストにあって持っている命、積極的な復活の命!ああ、力強い解放者であるキリストを通して私たちに与えられているこの解放!ああ、十字架のおかげで私たちに向けられているこの保持する力!服従の面は私たちに対するキリストの愛です。権威の面は私たちを守るキリストの守りです。服従の面はキリストの優しい同情、御自分の者に対する憐れみ深い優しさです。キリストの権威は、御自分の敵に対する御力の表れです。これが男と女です。


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