神の家と不可分な奉仕

 この二つは同行することがわかります。主は、「起きてベテルへ行き、そこに住みなさい」と言われました。ヤコブは決してベテルに住むことができませんでした。彼は逃れてベテルへ行き、ベテルは確固たる事実になりました。ベテルはそこにあり、神の家はそこにありましたが、ヤコブはそこに住めませんでした。なぜなら、服従の立場に達しない限り、誰も神の家に住めないからです。ですから、彼は進み続けて、神の家の基本的学課を学びました。その時、神は「起きてベテルへ行き、そこに住みなさい」と言われました。彼はあの転機に直面しなければなりませんでした。その転機で自己の力は尽きて砕かれ、彼は弱くなりました。しかしこの転機により神が彼の力となりました――神の皇子となったのです。こうして彼は神の家に相応しい者とされました。これはみな一つながりであることがわかります。神の家は神聖な奉仕の目的であり領域です。

 さて、私がこれまでずっと正しいことを述べてきたとするなら、私はこのようなことを述べてきたのです。これについて私はあなたたちに課題を出したいと思います。もしできるものなら、神の家と関係していない神への奉仕が何かあるのかを私に示して、聖書から証明して下さい。神への奉仕はみな、神の家と結びついており、それと不可分です。旧約聖書はこれに満ちています。新約聖書はこれを強調しています。キリストのからだである教会は、神の民のすべての奉仕の目的及び領域であり、それから離れていかなる奉仕もありません。ああ、主の民が奉仕の目的を目に留めていれば。彼らは、神の家との関連性を自覚せずに多くの奉仕を抱えています。あなたは特に魂を勝ち取るという道筋に沿って主に奉仕するよう召されるかもしれませんが、覚えておかなければなりません。このような奉仕は神の家と関係しているのです。もしあなたがこれを自己目的化してしまうなら、あなたはそれを矮小化し、制限して、その意図された目的をまったく見失ってしまいます。ああ、神の全き御旨という結果に至らない伝道のための大きな取り組みの悲劇!魂が救われても、ほったらかしです。彼らは福音宣教団の中に入れられますが、それらは新約聖書に見られるような地方教会では決してありません。そして、これらの福音宣教団の中で二十年、三十年過ごし、五十年過ごすことすらありますが、この聖徒たちには救われた時に持っていた知識よりも豊かな知識がないことがわかります。彼らは何年も前に救われたのに、その時から一インチも進んでいません。このような聖徒たちが世界中のこれらの宣教団で群れを成しています。彼らは喜んでいます。救いを喜んでいる救われた魂にあなたは出会います。しかし、そこにはある悲劇があります。「ああ、私は何年も前にムーディーの下で救われました。私は今も主にあって依然として喜んでいます」。これが多くの人々の典型的立場です。この証しがなされる時、それはこれらの人々を代弁しています。もちろん、主をあなたの救い主として知ること、そして救いを喜ぶことは、大いに結構なことです。私はそれに何も反対しません。しかし、それ自体が目的となっており、それ以上決して進まないのです。これはどうしてでしょう?教会に一度も目を留めていなかったからです。私がいま述べているのは「教会通い」や、いわゆる「教会」と称されている特定の場所にいる会衆のことではありません。あなたは私の述べていることがお分かりでしょう。私が述べているのは神の家についての神の全き御旨、キリストのからだである教会についてであり、これには特に使徒パウロを通して与えられた啓示――キリストの霊的からだに関して開示された一大奥義と、神の御旨におけるその永遠の運命――のすべての意義が伴います。神の御思いにおいては、すべての奉仕は教会、神の家との関係を自覚しつつなされなければなりません。


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