区別の喪失に反対する証し人であるノア

 さて、もう少し詳しくノアのことを調べることにします。ノアの時代の顕著な特徴の一つは、清いものと清くないものとの間の区別の喪失でした。創世記六章二節に神秘的な記述があります。「神の子らは人の娘たちを見て(中略)選んだ者を妻に娶った」。最後の句「彼らは選んだ」はとても示唆的です。この記述の最初の部分の説明に立ち入ることは慎重に避けつつ、その上辺を解釈することにしましょう。ここに神の系統に連なる者たちがいます。こう述べるにとどめることにします。神の系統に連なる者たちと神の系統に連なる者ではない者たちとがいます。神の子らと人の娘たちがいます。両者は混合し、区別は失われていました。神に属するものと神に属さないものとの間の区別は失われていました。両者はいっしょくたにされて、一つにされました。これが結婚の意味です。しかし、そうなるように導いたのは何だったのでしょう?「彼らは選んだ」。ここで魂が働いていることがわかります。神に属するものと神に属さないものとを認識せずに、魂は願い、そして選びました。この原則がわかります。これを少し取り上げて、保持し、考えていただけないでしょうか。魂が働いています。願いは魂の感情の面であり、選ぶことは魂の意志の面です。神に属するものと神に属さないものとを区別せずに、願い、選んだのです。これこそまさに天然の命の流儀であり、まさにカインによって例証されているものです。天然の命は物事をまぜこぜにします。神に属するものと神に属さないものとを認識して見分ける力はありません。この二つを一緒にしてしまいます。今日、これがキリスト教の悲劇であり、いわゆる「教会」の悲劇であり、主の働きの悲劇です。これらのものがみなまざってしまいました。神に属するものが人の手に渡って、人が神の事柄の中に乗り込んでいます。これはみな、魂と神の事柄との混合です。


オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 本館
オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 本館へ

コメント
トラックバック
トラックバックURL
コメントフォーム
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール
カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
全記事表示リンク
検索フォーム
個人のブログに関するリンク集
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

電子書籍
Glorious Secret
ジェシー・ペン-ルイス
「栄光の奥義」


The Cross of Christ
アンドリュー・マーレー
「キリストの十字架」


ランキングサイト
にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 聖書・聖句へ

人気ブログランキングへ ブログランキング

ブログのまどランキングへ ブログ王へ

ブログランキング【くつろぐ】

QRコード
QR
カウンター

Page Top
Powered by FC2 Blog | | Template Design by スタンダード・デザインラボ