今、重大な問題について見ることにする。すなわち、神癒の問題である。

 われわれが生きている今日の教会の中に神癒の務めが引き起こす途方もない抗議を、私以上に知る人は誰もいない。数年前、神癒の務めの偉大な復興の波が地球上を覆った時、間もなく反対運動が組織され始め、あらゆる公正・不公正な手段がそれに反対して人々を説得するために用いられた。大勢の人によって数々の本が書かれた。風刺記事が新聞の欄を埋めた。そして宗教誌さえもが神癒の務めに反対する広告に次々と紙面を費やした。悪魔が怒っていたのだと私は信じる。悪魔はあまりにも怒っていたので、体の癒しに関する神の超自然的力を信じる信仰を撲滅するために、自分の持つすべての武器を使い始めたのだと私は信じる。

 教会のフィラデルフィア時代の終わりに、神癒の務めの復興が訪れた。それは、伝道と聖潔のフィラデルフィア時代の栄光と力の自然な結果に他ならなかった。実際、堅固な信仰の持ち主である大きな教派の指導者たちはみな、神癒を心から信じる者たちだった。そして、彼らの多くが「神の力によって体の問題から解放された」と主張した。ジョン・ウェスレーは自分の雑誌を神癒で満たした。アンドリュー・マーレーは神癒に関する本を書いた。ジョン・ノックスは、松明のようにスコットランドを行き巡った時、神癒を実践して宣べ伝えた。ピーター・カートライトは神癒を宣言した。後年、知的力と霊的力を持つA.T.ピアソンがこの福音の真理を擁護した。

 神癒に疑いの余地は少しもなかった――人々は神の力によって癒された。魂の救いのために、また伝道の炎を広げるために、神癒は最も大きな力の一つであることが証明されてきた。教会は何世紀ものあいだ神癒を目撃してきた。

 悪魔が怒ったのも不思議ではない。神の力強い御業を人々は自分の目で見ることができたのである。祭壇はイエス・キリストを個人的な救い主として求める男女で満ちた。彼らは決してパンや魚を求めていなかった。ある人が「私の魂と心は変えられました」と証しした時、人々にはその人の証しの言葉しか手掛かりがなかった。おそらく、その人の生活がその証しを実証し始めるようになるまではそうだった。しかし、足なえの人が飛び跳ね始め、おしの人の舌が解かれた時――罪深い人々ですら驚いて目を大きく開けた。そして、世人はイスラエルに神がおられることを知り始めた。使徒たちの時代と同じように、人々は一緒に走ってやってきた。それは、起きた神癒について耳にしたからである。このようにわれわれの生きている時代に神癒が始まったのである。


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