歴史の回廊を遡ると、自分の神を失ったために自分の信仰を失った人々の多くの事例がある。ある人の信仰の深さと真実さは、その人がどれくらい神に近いかによって測られる。これは良く知られている事実である。それはあなたの知識量の問題ではなく、あなたがいかなる者なのかという問題である。栄光の大路が無学な人や貧しい人に開かれるよう、神は案配してこられた。信仰をもたらすのは、知的理解に触れることではなく、神とのあの麗しい親密な歩みである。神は、大昔に――罪によって関係が断たれる前に――園の中をアダムと共に歩まれたように、依然としてあなたと共に旅して下さる。

 私の慎ましい務めの中で一度ならず、私は、人々が神の諸々の約束の一つを完全に得るよう、最善を尽くしてきた。われわれは祈ったが、答えは与えられなかった。その後、おそらく数日後に、彼らは新たな一歩と共に再び私のところにやって来た――彼らの目から新たな光が輝き出ていたのである――彼らの祈りの中に新たな響きが鳴り響いて、御座に昇った。すると、賛美の鐘が鳴り始めた。望んでいた事柄が実体を得たのである。そして、見えなかった事柄が確信となったのである。海の砂の上ではじける波のように、魂の浜辺の上で幸いと喜びがはじけた。何という違いか!何がこの変化を生じさせたのか?彼らは神に近づいたのである。イエス御自身が弟子たちに教えられたように神の信仰を持つには、神御自身を持たなければならないことを、彼らは見い出したのである。

 ただ神と共にあれ。神はあなたを失望させることはない。ただ神と共にあれ。神はあなたを落胆させることはない。神の臨在の聖なる近さを感じるとき、御声の優しさと同情心あふれる口調に耳を傾けるとき、疑い・恐れ・不信仰は逃げ去り、その代わりに神はあなたに必要な信仰を分与して下さる。

 あなたの苦悩、呻き、苦闘からではなく――御父の御心の鼓動から、あなたはあなたの信仰を得る。あなたがそれを得るのは、あなたにそれが必要だからだけでなく、あなたが彼を信じるからでもある。彼はそれを分与して下さる。ただ神と共にあれ。


オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 本館
オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 本館へ

コメント
トラックバック
トラックバックURL
コメントフォーム
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
全記事表示リンク
検索フォーム
個人のブログに関するリンク集
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

電子書籍
Glorious Secret
ジェシー・ペン-ルイス
「栄光の奥義」


The Cross of Christ
アンドリュー・マーレー
「キリストの十字架」


ランキングサイト
にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 聖書・聖句へ

人気ブログランキングへ ブログランキング

ブログのまどランキングへ ブログ王へ

ブログランキング【くつろぐ】

QRコード
QR
カウンター

Page Top
Powered by FC2 Blog | | Template Design by スタンダード・デザインラボ