ローマ一二・三で、使徒パウロはとても明確かつ力強く、自分の業績のゆえに霊的高ぶりに陥っている人について取り扱っている。というのは、彼はこう述べているからである。「私に与えられた恵みを通して、あなたたちの間にいるすべての人に言います。思うべき限度を超えて、思い上がることなく、むしろ神がそれぞれに割り当てられた信仰の度量にしたがって、冷静な思いで思いなさい」。

 それからまた、パウロは一コリント二・五で、「それは、あなたたちの信仰が、人々の知恵の中にではなく、神の力の中に立つようになるためです」と宣言している。言い換えると、彼は次のように宣言していたのである。すなわち、どんな奇跡がなされたとしても――力のどんな超自然的顕現が為されたとしても――彼が可能な限り素早く応じたのは、人々が「それはパウロの業である」と一瞬でも信じるようになることを彼は望まず、むしろ、それは神の業であることを人々に知ってほしかったからなのである。

 この諸々の段階はとても明確である

 *信仰は山々を移すことができる――奇跡を成すことができる――そして御言葉の約束の中に見られるこうした結果をすべて生じさせることができる。

 *これを成せるのは神御自身だけである。

 *これを成せるのが神だけである以上、われわれは神を必要とする。

 *神と共に歩む人にのみ、神はこれらのことを生じさせる信仰を分与・賦与される。

 愛する人よ、ここに信仰を得る秘訣がある。神に近づけ。神に大いに近づけ。不信仰と罪の世の雑音・喧騒・騒ぎから身を引け――ただ神と共にあれ。悪人たちの囁きに対してあなたの耳を閉ざし、悪魔の唆しに対する防壁であるイエスの血に訴えよ――ただ神と共にあれ。その血が罪から清め、心を清く純粋にするよう祈れ――ただ神と共にあれ。


オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 本館
オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 本館へ

コメント
トラックバック
トラックバックURL
コメントフォーム
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール
カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
全記事表示リンク
検索フォーム
個人のブログに関するリンク集
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

電子書籍
Glorious Secret
ジェシー・ペン-ルイス
「栄光の奥義」


The Cross of Christ
アンドリュー・マーレー
「キリストの十字架」


ランキングサイト
にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 聖書・聖句へ

人気ブログランキングへ ブログランキング

ブログのまどランキングへ ブログ王へ

ブログランキング【くつろぐ】

QRコード
QR
カウンター

Page Top
Powered by FC2 Blog | | Template Design by スタンダード・デザインラボ