マルコによる福音書の一一章二二節に、「神を信じる信仰を持て」という弟子たちに対するイエスの御言葉がある。

 欄外には「神の信仰を持て」という翻訳が載っている――これは神が分与される信仰である。この御言葉は次のことを意味するのは極めて明白である。すなわち、信仰は神と不可分であり、神だけが、御子と聖霊の務めにより、信仰を分与できるのである。信仰は御霊の実であり神の賜物である、と聖書は告げている。それから論理的・合理的に導かれるのは、信仰は神の中で始まり、その自然な帰結として、信仰は神に属する、ということである。

 しかし、イエスが話されたのは人に対してだった。彼は人に無理なことをするよう求めたことが一度でもあっただろうか?達成不可能な理想を人に対して掲げたことが一度でもあっただろうか?その答えは断然「否」である。現代主義者たちは積極的に「然り」と応じるだろう。そして、奇跡の時代は過去のものであり、信仰の諸々の働きという錬金術の時代は二度と訪れない、と宣言するだろう。

 それゆえ、神を信じる信仰を持つには、次のようにせよとわれわれは教わっている。すなわち、神がわれわれに約束して下さっている事柄に対して、われわれは神を信じる信仰を行使しなければならないのである。われわれは神御自身と接触しなければならない。これは次に、われわれの学びの別の重要な段階――「どのように信仰を得るのか」――にわれわれを導く。


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