第三に、信仰は神の計画の何たるかを発見し、それを行う。人の計画が何とおびただしかったことか。それらの計画は今日、哲学や科学の諸理論というその崩れゆく城の中に座して、文明の劇的崩壊と自らも認めているものを目撃している。

 近年、カルト信者、哲学者、心理学者、精神分析者が蔓延している――彼らは明らかに矛盾しあっているので、彼らの建てた家はとうとう吹き飛んでしまった。金融と財政システムの領域では、過去数年間、われわれは気ちがいじみた光景を見てきた。立て続けに諸々の実験が行われたが、結局のところ無駄だった。最終的に、最も偉大な経済学者の一人が「金について少しでも分かっている人は誰もいない」と宣言した。これが結末だったのである!

 霊の事柄の領域ですら、教会の職員たちは、彼らの父親や母親を安息の港に安全に運んだ福音船という機械を分解してしまった。彼らはこの機械を批判的に分析し始めたが、それを理解できず、船外に投げ捨てた。そして、理性が受け入れやすく、科学という定規で測ることのできる体系や方法を強く要求した。それゆえ、処女降誕は船外に捨てられ、その後、彼らは文字通りの復活を投げ捨てた。彼らは血による救いを一掃した。そして、一つずつ奇跡が水しぶきと共に近代という海の中に沈んでいった。彼らはイエスを船長から教師に降格させた。彼らの中には「私たちはこれ以上あなたから何も聞きたくありません。あなたの教理の中にはとても不健全で危険なものがあるからです」と言う者までいた。それゆえ良き主は、彼らが愚かにも自滅するよう放っておくしかなかった。他方、主は忠信な者たちを御自身の周りに召して、彼らに安息の港への安全な旅を約束された。その港では天使たちが栄光の銀の砂浜で帰郷を歓迎する歌を歌うのを待っているのである。

 確かに、多くの方法が存在してきた――多くの体系が存在してきた――しかし、結局のところ、神の方法が最善の方法である。この救いの計画は一度も改良されたことはない。歴史は、人が成し遂げようとして失敗してきたことで散りばめられている。これらの失敗により、今日の若い世代は、父祖たちの信仰にしがみつくよう警告を受けるべきである。

 繰り返そう。信仰は神の計画を見出し、次に、それにしたがって生き、行動し、働く。あなたの方法を神の方法としない限り、神の方法はあなたの方法よりも優っている。われわれは壊れた水ためを試してきた――だが、見よ、その水はこぼれてしまった。あなたの哀れな引き裂かれた手を、救い主の釘で貫かれた御手の中に置け。そして、救い主に導いてもらって、困惑という谷間から抜け出し、永遠の現実と真理という陽光の中に至れ。もしあなたが救い主にそうしてもらうなら、彼はあなたを大いに愛しておられるのでそうして下さる。


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