あなたはこれまで自分の人生のエリコの前に立ったことがあるだろうか?無理難題がその難攻不落な城壁と共に、あなたの前に現れたことはあるだろうか?自然の成り行きでは到底克服できず、理性は「あなたは降伏した方がいい――諦めた方がいい――避けられないものと戦っても無駄である」と叫ぶ、諸々の困難にあなたは直面したことがあるだろうか?理性が自分に判決を下すのを、あなたは許していたかもしれない。自分が失ったものを求めて、あなたは空しく荒野の中をさまよってきたのではないだろうか?

 あなたがまず、今日あなたを打ち負かした事柄を征服しない限り、明日、他の事柄で勝利を得ることはない。あなたがカナンで敗北してきたなら、神はアラビアの城塞都市をあなたに取らせることは決してない。まずカナンの問題に戻って、最初にその問題に決着をつけなければならない。

 それは不可能だと言ってはならない。不可能そうに思われるものによって、あなたの魂を打ち負かされてはならない。信じる人には何でもできる。信仰は従順を生み、従順は信仰が輝かしい勝利と共に歩む道を築く。従順には効力があるが、信仰は従順を活気づける霊感である。

 それゆえ、われわれは自分のエリコに直面しなければならない。われわれ自身の孤独な魂の中で、われわれは不可能に思われるものを見つめつつ、恐ろしいことを考えて立ちつくす。石壁の影の下の月明りの静けさの中で、神の御子はあなたに現れてくださっただろうか?おそらく、あなたが自分の静かな部屋の中で彼の御言葉のページをめくっていた時、重荷を負っているあなたの魂の上に、乾いた地の上に降る雨のような祝福が降り注いだだろう。あなたは主の軍勢の将の幻を見ただろうか?彼はあなたの味方だろうか、それとも敵だろうか?何という問いか!彼は常に、常に、常に、あなたの味方である。あなたには勇気があるだろうか?力があるだろうか?信仰があるだろうか?彼は常に、永遠に、あなたの益のために働いておられるのである。

 彼の御手の接触をあなたが感じる時、その御手には釘跡があることにあなたは気づく。同情のこもった、それでいて力で脈打っている彼の御声のリズムに、あなたは耳を傾ける。「この計画を一緒に立てよう」と彼は仰せられる。「あなたは一人ではこれをすることができません。この目的を果たすことはあなた自身にはできません。私たちは一緒にエリコを攻め取りましょう」。それがそこにあるのをあなたは知っている――それは罪のエリコである――不信仰の都、難攻不落のように思われる要塞の都、キリスト者であるあなたの行程と恵みによるあなたの成長を邪魔するものである。それゆえ、あなたは神と語らなければならない。


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