次に、二人は協議した。主の軍勢の将は、その都を攻め取る計画の概要を示した。その戦いは主のものであり、イスラエルの子らは信仰の光の中を歩んで、結果を神に任せなければならなかった。何と奇妙な戦術を、この二人は一緒に計画したことか!この計画のようなものは、人類史上かつてなかった。都を攻め取るその方法は、ヨシュア以外の世の将軍なら誰でも、笑うか嘲るかしていただろうものだった。戦ってはならなかった――従順に歩くだけでよかったのである。

 信仰を置くべき神がヨシュアになければ、従順に歩むことは不可能だっただろう。この特別な件では、それはヨシュアにとって何という試練だったことか。「信仰は勝利である」という鐘がヨシュアの心の中に鳴り響いた。「信仰は勝利である」と天の聖歌隊は歌った。そしてその響きは、月明りに照らされた遠くの城壁を見つめて立つこの孤独な人の耳の中に入り込んだに違いない。

 その城壁は実際には昔のエリコを囲んで立っていたが、ヨシュアの霊の目には崩れているのが見えた。信仰は当時でも望んでいる事柄の実体だった。彼は宿営に戻った。「われわれは勝利を勝ち取った」とヨシュアは宣言した。「城壁が崩れたのですか?」と兵士たちは答えた。「都の住人たちは逃げ去ったのですか?」

 「いや、住人たちはまだあそこにいる。だが、それにもかかわらず、主はこの都をわれわれの手に渡して下さったのである」。


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