教会やこの世が信仰の諸々の要素を幾らか持っていたように思われる時のことを、われわれの大部分は覚えている。ビクトリア時代の終わりと共に、教会は宣教の精神で満ちたように思われた。キリスト教圏の偉大な宣教者たちが神の諸々の真理を響き渡らせた。そして村の教会堂だけでなく国の大聖堂でも、礼拝者たちは神を信じる信仰により活気づけられた説教に耳を傾けた。

 この一大宗教改革に続いた宣教者たちは、ずっと昔に亡くなったものの、彼らに続いた人々の生活の中に生き続けてその影響力を及ぼし続けた。彼らは教会行政の問題や、教理解釈のいくつかの事例では異なっていたかもしれないが、みな「われらの祖先の信仰」を力強く歌うことができたし、この偉大な基礎の上に一人の人のように共に立っていた。

 この教会の影響力をキリスト教圏中が感じた。事実、その宣教の力は日の下にあるすべての国に影響を及ぼした。神の年代記の中で、それは疑いもなくフィラデルフィアの時代だった。それがフィラデルフィアの教会であることに、疑問の余地はなかった。それは使徒たちの時代以降、それに先立つどの時代にもまして、信仰復興、海外宣教の企て、都市伝道の開始、路上集会――そして積極的奉仕の他の手段――に大きく貢献した時代だった。

 傑出した信仰の人々の名が、天の星々のように輝いている――彼らは神の真理のたいまつであり、燃えるようなインドの砂地を渡り、中国の万里の長城を超え、アフリカの暗いジャングルを突っ切り、すべての大陸と海のすべての島々で十字架の旗を掲げた。それは積極的キリスト教の時代だった。聖霊が、保証としての奇跡により、主イエス・キリストの御名にあって素晴らしい偉業をなすよう、数千の十字架の兵士たちを鼓舞した時代だった。要するに、それは信仰の時代だったのである。神はそれを「フィラデルフィア」と呼ばれた。


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