「霊から生まれる者は霊です」(ヨハ三・六)。

「この川の流れる所では、すべてのものが生きます」(エゼ四七・九)。

「霊の思いは命です」(ロマ八・六)。

「キリストが私の内に生きておられます」(ガラ二・二〇)。

「私が与える水は、その人の内で泉となり、永遠の命に至る水が湧き上がります」(ヨハ四・一四)。

「私を信じる者は、聖書が述べているように、その腹から生ける水の川々が流れ出ます」(ヨハ七・三八)。


 バビロンの城壁に由来するある見事なレンガには、その強大な王たちの一人の像が刻まれている。公共事業のために用いられるブロックの上に王家の印を刻印することが当時の慣習だった。この刻印の中央には、この混雑した都をさまよう犬たちの中の一匹の足跡が残っている。この特別なレンガが柔らかい状態で横たわって乾くのを待っている間、野良犬がたまたまそれを踏んだのである。王の刻印は全く判別できないのに、その犬の足跡は完全に見分けがつく。このバビロンの強大な支配者の名はわからない。犬の足跡がこの王の刻印を全く踏み消してしまったのである(ノートン)。

 われわれはここに、人の現在の状態を示す一枚の絵を見ることができるのではないだろうか?人はもともと「神のかたちに、神の似姿にしたがって」創造されたが、今や人の性質は神の性格の道徳的美しさや完全さをもはや反映していない。人の性質の一部分――魂――においては、神のかたちは損なわれた。他方、別の部分――霊――においては、それはまったく損なわれた。悪しき者の足跡がはっきりと見えるのである。

 しかし、当初の刻印の形跡がまったくないわけではない。聖書はそのような痕跡を、かすかではあるものの、異教徒の中にも認めている(ロマ二・一四~一五)。それでも、これがそうである一方で、神の御言葉は人について、まったく堕落していて、「新創造」と称されるようになるほどの完全かつ徹底的な変化が必要であると述べている。人は「再び生まれなければならない」。


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