(1)十字架の積極面に立つ必要性

 第一に、主イエスの十字架を通して神が私たちのために与えて下さったこの立場に、私たちはしっかりと立たなければなりません。つまり、イザヤ書五十三章に記されている恩恵をすべて、自分に与えられたものとして、わがものとしなければならないのです。イザヤ書五十三章は、私たちのためになされたことを、ことごとく私たちに告げています。「彼は私たちの違反のために傷つけられ、私たちの咎のために砕かれた。彼は懲らしめを受けて私たちに平安を与え」。「彼は多くの者の罪を負った」。私たちの状況や状態は完全に罪定めと裁きの下にありましたが、それは神ご自身によって彼の上に置かれました。「神は彼の魂を罪のための供え物とされました」。これは神の側のことでした。もしあなたや私が「主は私たち人のために、私たちの過去・現在・将来の罪のために、これを行って下さったのでしょうか?」という疑問や疑いの立場の上でぐずぐずしているのなら、この復活による変容を経験する望みはありません!もしあなたが依然として罪定めの感覚を大事にしていて、なおも数々の訴えに対して自分の心や思いを開いているなら、あなたは事実上、十字架における主イエスの御業を拒んでいるのであり、神はあなたに力強い御腕を示すことはできません。

 「誰に主の御腕は現されるのか?」。十字架における主イエスの御業に疑問を投げかける男女に現されることは決してありません!決してです!あなたはあらゆる手段を用いて、ただちにそのような立場から離れなければなりません。疑問や疑いがそんなに好きなら、罪定めにそんなにしがみついていたいなら、あなたは決して反対側に渡ることはできません。また、疑いや不信の心をかなぐり捨てて、自分に対する有罪宣告に対して次のように言うこともできません。「私はそれを信じません!彼は私のためにそれをすべて担って下さった、とイザヤ書五十三章は告げています。ですから、私は罪の宣告を断固として信じません。決して信じません――主イエスの十字架は、それを信じることを私に許しません」。そうです、あなたのかたくなで頑固な不信仰の心をかなぐり捨てなさい――不信仰な心を改めなさい!訴える霊ども、訴える良心、訴える心の働きを、罪に定めなさい!これをすべて逆転させてしまいなさい!

 イザヤ書五十三章に記されている数々の恩恵は、すでに私たちのために確保されています。これを信じる立場に堅く立たない限り、この力強い多くの面にわたる生活の変化や変貌を、私たちは決して経験することはないでしょう。私たちはふたたび、初心者のような単純さをもって、この章に取り組まなければなりません。そして、たびたび述べられてきたことですが、自分自身の名前をそこに入れる必要があります。「彼は私の違反のために傷つけられ、私の咎のために砕かれた。彼は懲らしめを受けて私に平安を与え、彼の打ち傷により私は癒された」。この立場の上に堅く立たない限り、私たちは決して復活の栄光を経験することはないでしょう。死の立場を構成している者は私たち自身であることがわかります。死の立場は私たちの内にあり――キリストの内にはありません。ですから、私たちは自分自身の立場を拒絶しなければなりません。訴える者が私たちのあらゆる罪を思い出させる時、「そうです。私は自分の罪をよく知っており、もっと多くの罪を犯しました。しかし……私の代わりに死んで下さった御方がおられるのです」と私たちは言わなければなりません。信仰により神とキリストを、十字架の完全な意義と共に信じなければなりません。


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