さて、これまで述べてきたことや言わんとしてきたことをすべて一つにまとめると、どういうことになるのでしょう?それはこれです。すなわち、もし個人的意義を持つキリストや団体的に表現されたキリストが、教会の目と心の前に圧倒的な力で示されて、教会を支配するようになるなら、一方において、現在教会を制限し、妨げ、遅らせ、弱め、敗北させている無数のものは落ちて行き、もはや支配的地位に着くことはなくなります。また他方において、「ペンテコステ」の効力――ペンテコステの出来事は起きなかったとしても――が及ぶようになります。つまり、命、力、勝利、豊かさ、真の実り豊かさを伴う大いなる喜びがあるようになります。私たちが必要としているのは――繰り返し言いますが――束の間の「ペンテコステ」の出来事ではなく、その永続的な力です。リバイバルだけでなく改革が必要なのです。

 そうです、敵はまたもや大忙しでしょう。そして、中傷、誤解、悪意、歪曲、「悪評」などの手段を尽くして、敵はこの証しを滅ぼそうとするでしょう。しかし、「ハデスの門」が打ち勝つことはありません。いかなる時、いかなる場所でも、主はご自身とその御旨や手段を新たに啓示することにより、ご自分のために人々を確保してこられました。その人々はただキリストのみに基づいて豊かさの中で出て行く人々であり、常に大きな痛ましい代価に直面しなければなりませんでした。大抵の場合、彼らに代価を強要したのは、キリストにある彼ら自身の兄弟たちでした。「新たな分派を造ろうとしている」、「自分たち自身の名を上げようとしている」、「神の民を分裂させようとしている」、「極端に走ってしまった」、「自分たちだけが正しいと思っている」等といった偽りの訴えがなされてきました。彼らはこうした非難を受け、「追い出された」ました。実は――多くの場合――霊的豊かさの立場がいかなるものか皆が知っているのですが、彼らはその立場に立っただけなのです。その立場の上では、「教会のつながり」や教会の体制といった問題が生じることは決してありません。この立場の上では、何かを加えることや、特別な教えや実行を取り入れることが話題にのぼることは決してなく、「キリストがすべてであって、すべての中におられるのです」。唯一の関心事は、キリストが継続的増し加わりのための立場と道を得なければならないということです。

 真に大きな価値があるものは何であれ、機構、宣伝、組織化された働きという枠組みが無くても、前進し続けることができます。組織化されたキリスト教にとって、これを信じるのは何と困難なことでしょう!自然や恵みの世界では、神の最も力強く、最も実り豊かな働きは、ひっそりと、静かに、控えめになされます。しかも――多くの場合――誰も知らないうちになされます。これについて立ち止まって考えた方がよいのではないでしょうか?春が来るたびに訪れる自然界の復活についてはどうでしょうか?神の至高の働きを支配している法則は、生物学的な命の法則です。それは有機的な法則なのです。





オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 本館
オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 本館へ

コメント
トラックバック
トラックバックURL
コメントフォーム
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
全記事表示リンク
検索フォーム
個人のブログに関するリンク集
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

電子書籍
Glorious Secret
ジェシー・ペン-ルイス
「栄光の奥義」


The Cross of Christ
アンドリュー・マーレー
「キリストの十字架」


ランキングサイト
にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 聖書・聖句へ

人気ブログランキングへ ブログランキング

ブログのまどランキングへ ブログ王へ

ブログランキング【くつろぐ】

QRコード
QR
カウンター

Page Top
Powered by FC2 Blog | | Template Design by スタンダード・デザインラボ