これまでの章で述べてきたことや、言わんとしてきたことの光の中で見る時、「今日、リバイバルと改革のうち、どちらの方がより必要とされているのだろうか?」という疑問が生じます。リバイバルを求める非常に多くの祈りがなされており、リバイバルを求める訴えが押し迫っています。「神の民の上に力強く聖霊が注ぎ出されるなら、困難はすべて克服され、欠点や欠け目は良くなり、間違いも超越することができる云々」と人々は言い、信じています。人々は過去の出来事を引用して、このような推論や結論を引き出します。リバイバルの実際の持続期間に関して、この真理を否定するつもりはまったくありません。しかし、「あまりにも皮相的な推論や結論のせいで、神が本当に求めておられることを遅らせ、停滞させることになっている」と私たちは強く感じています。いわゆるリバイバルは実際のところ――神の意図、そのまさに本質によると――改革だったのです。霊の命の高波はこれまで必然的に次のような影響を及ぼしてきました、すなわち、教会が誇ってきたものの多くを馬鹿げたものとし、以前は必要不可欠と思われていたものの多くを幼稚なものとし、はびこっていたものを排除して、受容されていた確立済みの体系を概ね覆したのです。垣根は取り払われ、二次的なものは第一位の座から取り除かれました。実に、評価基準全体が変化して、ひっくり返ったのです。これは偉大な「リバイバル」の時にそうだっただけではありません。大きな大会の時のように、千差万別の関係や容貌を持つ主の民が純粋に霊的な立場に基づいて集まった時もそうだったのです、

 さて、要点はこうです。神の御霊が、クリスチャンの組織を特徴付けている多くのものを無視したり、脱却したりされる時、あるいはそれらのものをほとんど無価値なものにされる時、(重要なものや真に神から出ているものに関して、聖霊は決して妥協することはありません)、それが意味するのは、現在大いに広まっているものを再考すべきことを神は求めておられる、ということではないでしょうか?

 これを述べる方法にはいくつかあります。例えば、キリスト教圏が地上の一時的な生活の中に落ち込めば落ち込むほど、儀式のようなものがますます大きな地位を占めるようになります。儀式、典礼、祭服、祝典、形式、そのような外面的なものは、これまで常に低く貧しい霊的状態の印でしたし、そのようなものをどれくらい重視しているかが、霊的状態の指標でした。他方、深くて強い純粋な霊的状態は常に単純さという特徴を帯びていましたし、そのようなものもなかったのです。歴史はまぎれもなくこの事実を証明しており、御霊の高潮もその顕著な証拠です。教会が霊的力と衝撃力を最も持っていた時代は、教会に関する形式、建築、儀式はまったくなく、主ご自身がすべてである時代だったのです。

 さらにまた、このようなものがたくさん背景にあるにもかかわらず、いっそう豊かな霊の命を求める数々の大会では、そうしたものを後にして、しばしの間、存在しないものと見なすべきことを、人々は十分に理解して受け入れてきました。「このような時やこのような状態がわずか一週間やそこらしか続かず、そのあとで下りて行って、このありとあらゆる地的区別に戻らなければならないとは、何と惨めなことだろう!」と言う人もいます。そうです、これこそ私たちが言わんとしてきたことの要点であると言っていいでしょう。一つのことは明らかです。すなわち、そのような時、聖霊はこうした宗教的な諸事を復興したり促すことはなさらないのです。聖霊は宗教的な諸事の大部分を拒否されます。ですから、聖霊の動きのこの効力について理解し、それに気をつけることが必要なのではないでしょうか?聖霊の働きにより、主はこの問題について何らかの調整を行うべきことを要求しておられるのではないでしょうか?


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