中国内地宣教団は神の方法を何かしら示している記念碑です。それはキリストとの合一の生ける実際を大いに示してきました。ハドソン・テイラーは中国内地に対する幻と情熱を持っていました。それにもかかわらず、これは有名な話ですが、彼は様々な国で各地を巡ってクリスチャンの集会を開いた時、中国についてほとんど何も言わなかったのです。まったく話さないこともしばしばありました。彼は霊的なメッセージをひたすら注ぎ出して、キリストとの合一の意義に関するいっそう豊かな知識の中に主の民をもたらしました。主とのこの交わりの中で中心的な最高の地位にあったのは、祈りの普遍的有効性でした。

 彼の話を聞いて下さい。「この神の御言葉の研究で私が学んだことは、成功する働き人を得るのに必要なことは、助けを求める仰々しい訴えなどではなく、神への熱心な祈りと(中略)教会の霊のいのちを深めることである、ということであった。そうするなら、人々は家にとどまっていられなくなるのである」。

 この働きの内的歴史――元々の霊的背景――を数語で表現しようとするなら、「それは組織、支援、宣伝、訴え、広告の問題ではなかった」と言うべきでしょう。この働きは、神を知る深い知識を持つ一人の人にかかっていたのです。この人は内側深くに造り込まれた十字架の御業から生まれ、生ける霊的なメッセージを主の民にもたらしました。そのメッセージは主にある極めて豊かないのちについてであり、祈りを通してそのようないのちを実際に活用することについてでした。

 ハドソン・テイラーは、系統的に真理を示す類の「教師」ではありませんでしたし、世間一般の偉大な「聖書教師」像とも異なっていました。彼のメッセージはただちに二つの結果を生じさせました。第一に、信者を主との関係の中にもたらしました。次に、この関係から実際に生じる祈りや他の数々の奉仕により、そのような特別な働きがなければ福音を受ける機会がなかった人々に福音を届けました。ハドソン・テイラーの生涯(したがって、その宣教団の歴史も考えなければなりません)は、ある時点から、主との合一の真の意義をいっそう深く現し始めました。これは、彼の「いのち」誌第二巻に記されている、彼の姉妹への手紙の中に示されています。


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