それで御霊は、私には死のように思われた園の中に、早朝私を導かれたのである。その時、イエスが木々の影の下から来られるのを私は見た。マリヤはこの最初の輝かしいイースターの日に彼を見た。おそらく、あなたは彼女のようだっただろう――最初彼を見た時、彼のことが分からなかっただろう。

 彼は園丁である、と彼女は思った――彼は園丁だったのである!いま釘跡の残るその手は、永遠の山々を形造った手だった。あの幸いな日に微笑んで歌った小さなイースターの百合はみな、彼が創造されたからそこにあったのである。彼の足の下の緑草は、彼御自身が紡いだ絨毯だった。その下を彼が歩かれた木々は、彼がそこに置かれたからそこにあったのである。それは、天から吹くそよ風がその木々の葉に触れて、その木々が喜んで手を叩くためだった。

 すると、鳥の歌声よりも遥かに素晴らしい声が語りかけた。それは園の中で再び人に語りかける神の声だった。何年も昔――別の園で――神の御声は「アダム」と呼んだ。今この園では、御声は「マリヤ」と告げた。

 奇跡が起きた!神が再び園の中を、友として人と共に歩かれた。マリヤの目から泉のように注がれたのは、悲しみの涙ではなかった。あの幸いな日に彼女の心から湧き起こったのは、歓喜の涙――幸いな涙――喜びの涙であって、悲しみの涙ではなかった。

 これは死の園である、とわれわれは思った。しかし、それは復活の朝の園であることが判明した。悪魔は門でわれわれを引き止めて、「それは墓の園だ」とわれわれに告げたが、天使たちは笑って、転がされた石を指さして、「それは永遠の命の園です」と言ったのである!

 草の小さな葉、木、花はみな、それが死の園ではないことを知っていたのだが、これは奇妙ではないだろうか?マリヤだけが、それは死の園だと思ったのである。マリヤと――私と――あなただけがそう思ったのである。転がされた石ですら、死が勝利の中に飲み尽されたことのゆえに、幸いだったに違いない。

 それゆえ、われわれは復活の園の中に立って、合唱曲に耳を傾ける。鐘の形をした小さな百合は、その雪のように白い頭を縦に振って、「彼は復活された」という輝かしい反復句を鳴り響かせる。木々の葉は、朝のそよ風のキスに合わせて、その手を叩く。「彼は死んでいない。復活された」と喜んで歌っているようである。

 開かれた墓の口ですら、われわれの驚いている心にメッセージを告げる。「これは死の園である、とあなたは思っていました。しかし、それは命――永遠の命――の園なのです。これは死んだけれども永遠に生きておられる御方によります」。

 あなたがよく耳を傾けるなら、聞こえるようになると私は思う――つまり、あなたが御霊の耳を持っているなら――天使たちが神の御座の周りで「彼は復活しました。死は征服されました。栄光の君は勝利です。彼は生きておられます――永遠に生きておられます!」と勝ち誇って歌う、その合唱の美しい旋律が聞こえるようになるだろう。

 木々の張り伸ばされた枝々の下から彼はやって来て、贖われて血で洗われた人類と共に歩まれる――大昔の時代にそうされたのと同じように――そして、優しく愛を込めてわれわれの手を握って下さる。われわれは尊敬の眼差しでその神聖な御顔を見る。すると、彼はわれわれの耳に、「私が生きるので、あなたたちも生きます」と囁かれるのである。

 これが、だから、早朝に御霊が私の心の中に息吹き込まれた、三つの園についてのメッセージである!


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