主の啓示する光の中に生きる時はじめて、われわれは自分の肉のひどさを完全に意識するようになる。エペソ五・十三と十四はわれわれに告げる。「しかし、責められるすべての事は、光によって明らかにされます。なぜなら、すべての事柄を明らかにするのは光だからです。こういうわけで彼は言われます、『眠っている者よ、目を覚ませ。そして死者の中から立ち上がれ。そうすれば、キリストはあなたに光を与えて下さる』」。

 他の誰かが「それらの事は間違っている」と言ったからという理由だけでそれをやめるのは、人の法律に適っている場合もあるかもしれない。しかし、それだけでは神に受け入れられない。われわれは何回も、他の人々が「光」と称するものの中を歩いたせいで、無数の束縛を身に負ってきたのである。

 主イエスの素晴らしい臨在から発する光だけが、われわれ自身の生活の卑しさや醜さを明らかにする。その啓示は瞬時ではないかもしれない。われわれの聖化と同じように段階的である可能性もある。この御言葉を読んで、このパウロの手紙の文脈を考慮すると、次のことがわかる。叱責が臨むのは、主の臨在の光が、有害・暗闇・邪悪なものとして明らかにしたものを、われわれが保ち続ける時だけなのである!

 だから、今は選択の日である!彼をわれわれの人生の王、今のわれわれや将来そうなることを 願うすべてのものの主とすることができる時である。おそらく最後の時である!すべてをわれわれは彼の祝された足下に置く!今は確かに、彼がわれわれを明け渡し――われわれの存在の各部分が彼を全く第一とするようになる明け渡し――へと召しておられる時である。

 これをするよう人々を説得しなければならない、というのは悲劇ではないだろうか?これは何と驚くべき嗣業、何と輝かしい特権か!主に導かれる人生を生き、聖霊によって支配され、永遠の御父の御座の前に絶えず上げられるのである!彼に守ってもらうのである!心を照らしてもらうのである!われわれの知らない道の中を導いてもらうのである!かつて見たことのない危険から守ってもらうのである!上から生まれた知恵を持つのである!彼と共にあずかる特権を持っているあの聖なる接触から発する、光の照らしを知るのである!

 しかし彼が最初に来なければならない!われわれはただ唯一の神を持たなければならない!過去にわれわれを征服して支配した諸々の事柄は、今や支配を譲らなければならない。彼はわれわれの命である!われわれの人生の光である!われわれの知恵である!われわれの救いである!われわれの聖である!われわれの義である!

 律法の時代に、魂の回廊中に轟き渡った「あなたは私の前に他の神々を持ってはならない」という音色は、今や、港の鐘の訴えと共に鳴り響いており、見捨てられた魂を安息の港へと導きつつある!依然として彼は、彼を神とするようわれわれを召しておられる!

 彼の豊かな無限の恵みの中に生きる特権を受けている今日、御霊の中に生きる経験、そして、御霊にわれわれの内に住んでもらうという天的栄光を知る経験を、われわれはすることができる!神の御旨と思うことを行おうとして、過去われわれはどれほど苦闘してきたことか!たびたびどれほどの幻滅を味わってきたことか!

 われわれが神の御旨を行うことと、神の御旨がわれわれを通して行われることとの間には、一つの違いがある!一方は戦いである!他方は勝利の生活である!あなたが曲がる時はいつでも、あなたは神を見る!あなたがこのような種類の生活を送るとき、自分自身を見出そうとしてもなかなか見つからないことを、あなたは発見する。なぜなら、あなたは隠されているからである!あなたの命は文字通り、キリストと共に神の中に隠されるのである!


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