顔と顔を合わせて!

 われわれの救い主を顔と顔を合わせて見る時、われわれは彼のようになる!この死すべき体の制限から永遠に解放される!これは見知らぬ人と初めて会うことではなく、共に歩んで語り合ってきた二人の旧友の輝かしい再会である。これは恵みの下にあるわれわれの特権である!確かに、群衆はこれを受けることができない。昔も今もそうである。これを知っていたので、われわれの祝された主は埃っぽい大路にいる数千のこの大群衆を離れて、これらの事柄を小さな群れに語られた。この小さな群れは聞き始めており、見始めていたのである!

 神を見るための要件として、ここでイエスが示しておられる条件は、心が清いことである。私は確信しているが、これは「全き聖め」の教理が示すところの昔ながらの「心の清さ」ではない。なぜなら、この神学用語が意味するところは、一つの燃えるような真理に付随するものにすぎないからである。主の御霊はこの真理を見ることができるようにして下さる、と私は信頼している。

 これまで多くの人が教えてきたところによると、われわれが人生のある段階や状態に達した後、われわれが「悪いこと」を全く考えない地点に達した後、登頂者は内的・外的清さという高山の頂に達する。その後、山頂で、われわれは顔と顔を合わせて神を見る。しかし、その山の場所や樹木限界線について一致している人々はいない。「神に対する聖さ」は、単に罪を差し控えることよりも、さらに優っていて麗しいことを、われわれは決して忘れないようにした方が良い!

 イエスは依然としてこの同じ問題を、昔抱えていたのと同じように今日の弟子たちに対しても抱えておられる。われわれは内面の代わりに外面を取り扱うことに固執している!今日、クリスチャンとしての外面的な生活で満足している人々がいる。しかし、クリスチャン生活はそのようなものではないことを、彼らは思い出せないでいる。真のクリスチャン生活とは、信者の中でキリストが生きることである!信者の外面生活は、キリストが内側に生きておられることの現われ、結果であって、その逆ではない!あなたが神の御前でいかなる者であるのかは、キリストがあなたの中でいかなる者になることが許されているのかによって決まる!

 宮の階段にいた「義しい」昔のパリサイ人は、取税人に対するイエスの姿勢に大いに困惑した。聖書はこの問題に関して少しも疑問の余地を残していない。イエスを仰ぎ見ている誠実な罪人は、皆から見られることを望んでいる自己義認のパリサイ人よりも、主を見る機会が遥かに多いのである。

 パリサイ人が関心を寄せていたのは自分の行いだったが、泣いている取税人が関心を寄せていたのは、自分には神の憐みが大いに必要だということだった。神を見るのは「心の清い」者である。イエスは「生活の清い」者とは仰せられなかった。なぜなら、その場合、ある一定の行動規範が必要になり、御顔を見るにはまずその行動規範を持たなければならなくなっていただろうからである。

 神以外に良い者はいない!思い・心・生活が完璧な完全に達した、とうぬぼれて主張する人が、誰かわれわれの中にいるだろうか?もし主が外側の行動について話しておられたなら、われわれはどれほどの水準の清さを渇望し、どれほどの水準の清さを獲得する必要があっただろう?ここで述べられている清さは、肉的なものや感覚的なものの境界線を遥かに超えて遠方に及ぶ。われわれはこれを「行い」の問題にすることはできない。彼が語られた「すべての理解力を超えた平安」は、敵意の停止や静かな生活環境を意味する、とは言えないのと同じことである。


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