勝利への道

 ゲッセマネの園の木々の張り出した枝々の下で、われわれの主は「もしできるものなら、この杯を私から去らせて下さい」と叫ばれた。そして続いて、御自身を神と御父の目的・御旨に完全に明け渡して、「ですが、私の意志ではなくあなたの御旨がなされますように」と彼は締めくくられた。復活への唯一の道は、この園を通る道だった。墓に対する勝利に至る唯一の道は、十字架の道によるものだった。主はわれわれをこの場所に連れて来なければならない!主は「私が生きるので、あなたたちも生きます」と言われた。しかし、われわれの死がわれわれの中に宿る主の復活の命に先立たなければならないことを、われわれは全く確信しているのである!

 われわれのアダム的性質の良さそうな面でさえ、悪いと分かっているものと共に放棄しなければならない。イサクは約束の子だったが、神の命令に従って「放棄」しなければならなかった。この愛情深い父親の心からの叫び――その存在の奥底から絞り出された叫び――があなたには聞こえないだろうか?イサクは約束された彼の子ではなかったのか?にもかかわらず、主は「その子を犠牲の祭壇の上で屠りなさい」と仰せられたのである。彼の「良い」イサクを屠れ!約束の子ですら屠れ!と仰せられたのである。しかし、ここに神を信じる人がいた。そして、それが彼の義と認められたのである。なぜなら、彼は自分の良い、生きた供え物を連れて、彼と共に山頂に登ったからである。彼の従順により、そして彼の従順を通して、啓示が臨んだのである!茂みの中にいる雄羊が啓示されたのである!それは身代わりを示す啓示だった。その身代わりは神が備えたものであり、それゆえ神に受け入れられるものだった。それは驚くべき経験への門を開いた。その経験はあまりにも並外れたものなので、われわれの祝された主の贖いの計画だけが、主の内住のために人を清めることができる。これは「すぐによくなる」式の方法によるのではない!雑誌や新聞で自分の薬を宣伝して、「一定量服用して、一定の時間たてば治りますよ」と約束する「やぶ医者」がいるように、似非宗教指導者たちもいる。彼らはいわゆる神癒のための敬虔な方法や方式を持っていると言うが、それは神の方法とは異なるものであり、にもかかわらず治ると約束する。ただ一つの道しかない!その道とはキリストである!歴史の中に何度も、われわれは言葉の混乱や、扇動家たちが様々なことを叫ぶ時のがなり声を見いだす!このような混乱が支配した場所は、なにもバベルの塔だけではないのである!


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