私たちは神の義である

 人の心が知っているあらゆる富の中で、これに匹敵するものはない。これをイエスは使徒パウロを通して告げ知らせておられるが、それは私たちが神の義であるということである。

 私はこれを把握できない。私たちは神の義である。私たちは神にとって大いに尊いものであるにちがいない!

 キリストはかつて私たちの義となられた。死者の中からの復活により、かつて私たちを義と宣言された。今、キリストはこの宣言からさらに進んで、それを現実のものとされる。二コリント五・二十一「神は私たちの罪のために、罪を知らない方を罪とされました。それは、わたしたちが、彼にあって神の義となるためです」。一コリント一・三十「あなたたちがキリスト・イエスにあるのは、神によります。キリストは私たちに対する神からの知恵、すなわち、義と聖別と贖いとなられました」。

 この三つの幸いな事実に注意せよ。
 ・キリストは私たちの義となって下さる。ローマ三・二十六。
 ・キリストは私たちに対する義とされている。一コリント一・三十。
 ・私たちはキリストにあって神の義とされた。二コリント五・二十一。

 ガラテヤ二・二十「私がいま肉体にあって生きているこの命を、私は信仰によって生きています。私を愛し、私のためにご自身をささげて下さった神の御子を信じる信仰です」。

 キリストは私を愛して下さった。私のためにご自身をささげて下さった。何という愛がここに啓示されていることか!キリストは私を贖って聖別して下さっただけでなく、いま天の前で「私はこの人の贖いです。私はこの人の聖別です」と言って下さる。

 私には聞こえる。キリストの御声が全き勝利の調べへと高まって行き、「私は神の義であり、神の知恵です」と叫ばれるのを。

 これはみなキリストの御業である。これは人の業ではない。「私もそれに貢献しました」と人が言ってはならないからである。あなたの悔い改め、叫び、涙は、あなたの義認や贖いとは何の関係もない。あなたが完全なのはキリストにあってであり、キリストの偉大な比類ない命の豊かさのおかげなのである。

 ローマ八・三十三、三十四は贖いの啓示の頂点である。「誰が神の選ばれた者たちを訴えるのか?」。あなたは神の選ばれた者である。イエスと御父はあなたを選んで下さった。そして今、「誰が私自身の息子や私の息子を訴えるのか?」と仰せられる。この最高裁判所であなたを訴えることのできる者はひとりしかいない。それはイエスである。しかし、彼はそうなさらない。

 「罪に定める者は誰か?キリストは死んで、否、死者の中からよみがえって、神の右に座し、私たちのためにとりなしておられるのである」。あなたの地位の豊かさが分かるだろうか?キリストにあるあなたの嗣業の栄光の豊かさがわかるだろうか?あなたはキリストにある。神がイエスにあって計画されたものはみな、今や核心的事実になっているのである。

 あなたが罪に定められることはない。裁かれることはない。恐れや死はない。なぜか?死はあなたのために門を開くにすぎず、あなたはこの門を通って勝利のうちにあなたの御父の前に進み出るからである。一ヨハネ四・十八は核心を突いている。「愛には恐れがありません。完全な愛は恐れを取り除きます」。

 キリストにあって私たちは永遠の命、私たちの御父の性質を受けた。この性質は愛である。この愛は完全である。私たち人間の愛は不完全である。神の愛は「アガペー」である。この愛は人生を麗しいものにする。

 あなたはそれを完全には理解していないかもしれないし、その中に完全には入っていないかもしれない。しかし、それは神の完全な愛であり、それは今すべてあなたのものである。


オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 本館
オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 本館へ

コメント
トラックバック
トラックバックURL
コメントフォーム
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
全記事表示リンク
検索フォーム
個人のブログに関するリンク集
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

電子書籍
Glorious Secret
ジェシー・ペン-ルイス
「栄光の奥義」


The Cross of Christ
アンドリュー・マーレー
「キリストの十字架」


ランキングサイト
にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 聖書・聖句へ

人気ブログランキングへ ブログランキング

ブログのまどランキングへ ブログ王へ

ブログランキング【くつろぐ】

QRコード
QR
カウンター

Page Top
Powered by FC2 Blog | | Template Design by スタンダード・デザインラボ