回心後すぐにセス・C・リースは宣べ伝え始めた。彼は大成功を収め、インディアナ州とオハイオ州の様々な場所で集会を開いた。しかしすぐに御霊は全き聖めの必要性を彼に確信させた。彼は述べている。「デイビッド・B・ウプデグラフやドゥーガン・クラーク博士のような人々の務めの探る光の下で、私は自分の経験の欠け目を痛感しました。何度も何度も私は集会から森や郊外に駆け込んで、昼も夜も、数時間ものあいだ泣いて神に叫びました。生来の罪に対する認罪の苦しみは、目覚めた罪人として耐え忍んだ何物をも大いに上回るものでした。ある時、この『古い人』からの解放を熱心に叫び求めた後、すなわち苦悶の数時間の後、私はどこまでも沈んで行くような感覚に満たされ始めました。まるで死にかけているかのようでした。それで私は主に『そうです』と言い始めました。『そうです!そうです!アーメン!アーメン!アーメン!』。過去も現在も将来も、いまだ知らざるものも、私の名声も、私のすべては神の祭壇の上に行きました。私は『なかなか死なない』者でしたが、『確かに死んだ』のです。遂に私の魂の中に、静かな感覚、聖なる静けさ、死のような沈黙、甘く穏やかな『第二の安息』がゆっくりと流れ込み始めました。そして私は自分が全く聖められたことを知ったのです。聖霊が内に来て下さって、私のあらゆる疑いを一掃し、御自身で私を満たして下さったのです」。

 彼の「ペンテコステ」のすぐ後、神はこの友の会の奉仕者に大きな活躍の場を開いて下さった。オハイオ州、ミシガン州、ロードアイランド州で牧師をしていた時、彼は驚異的成功を収めた。二年間、彼はインマヌエル教会のロードアイランド地区の働きを指揮した。それ以降、彼はペンテコステ的福音宣教に全く打ち込んだ。彼は広く旅をして、神は彼が宣べ伝えるこの強固な真理を至る所で尊んでおられる。彼はポーツマス野外集会の総理である。この集会はその昔ながらの単純さと使徒的力で有名になった。彼は「理想的なペンテコステの教会」の著者であり、この本は神の民の間に広く流布している。

 去る六月(一八九四年)に彼の妻であるフルダ・A・リースが亡くなったのは彼にとって痛打であり、それから回復する手段は何もないものだった。しかしその大きな悲しみにもかかわらず、彼は全き救いの働きを推し進め、ポーツマス、メリック、国立公園、レイク山公園、ピットマングロブ、オーシャングロブのような多くの野外集会で説教をした。

 去る九月(一八九四年)、オハイオ州シンシナティで開かれた集会において、国際聖潔連盟の常設組織のために、彼は総理として働くよう選ばれた。この連盟が組織された目的は多くの人々に全き救いの福音を届けることであり、この働きを世界のすべての地域で遂行することが計画されている。

 リース兄弟は、話すことにおいても執筆においても、常に活発に主の働きを行っている。神は数千もの魂を助けるために彼を祝福しておられる。どうか神が兄弟を御自分の葡萄園の働きにために長く保って下さいますように。(マーチン・ウェルス・クナップ記)

出典「ペンテコステのメッセンジャーたち」(マーチン・ウェルス・クナップ著)


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