彼方にいる殉教者たちの大軍団に続くのは、麗しい足をしたこの男女の軍団である。この人々の足は罪の山々を踏みしめて平和の福音を告げ知らせたのである。われわれの武勇伝のどれを見ても、罪の山々に登って救いを告げ知らせた宣教士たちの間に見られる素晴らしい栄誉や勇壮さのようなものが生み出されたためしはない。どの国民も自国の英雄を重んじる。そして、彼らが流血の野から帰還すると、驚くべき情熱が示される。しかし、軍隊生活のどの英雄を見ても、世界を福音化するというこの輝かしい任務を帯びて罪の山々をその足で踏みしめた男女の前では、完全に色あせてしまわざるをえないのである。

 デイビッド・リビングストン、ウィリアム・カーレー、ロバート・モリソン、ガードナー隊長、ジョン・ペイトン、ハニントン司教、他の数千の人々の物語を再び読んでほしい。これらの人々は麗しい栄光の道を造っただけでなく、他のどこにも見られない勇敢な物語を生み出した。もしあなたがこの世か次の世で栄光を探すなら、この偉大な任務の遂行以外のどこにも色あせない栄光は決して見いだせないだろう。ここに真の栄光がある。この世界のこれらの偉大な宣教士たちの数名に会うことを私は熱望しているが、彼らは去って行ってしまった。われわれを凌いで、われわれの遥か先にいる。だから、彼らの輝かしい道を一目でも見るなら、われわれも首尾良くやれるだろう。ここに勇敢な男女たちがいる。彼らは極めて恐ろしい死を遂げることをも喜び、犠牲や苦難がいかなるものでも、決して不平を言わない人々である。私はウィリアム・クリスティーを思い起こす。彼は宣教基地の女性たちが息を飲んで死を覚悟していた間、何も武器を持たずに、白狼の侵略者たちの暴徒らを遠くで引き止めたのである。私はアレキサンダーのことも思い起こす。彼の体は小さかったが、その信仰は偉大であり、その意志の力は強固だった。彼がハランを開こうとした時、彼は石で打たれ、もみくちゃにされ、その船小屋は焼かれて灰になり、役人たちによってその地域から追い出された。転身できるようになるやいなや、彼はその迫害の場所に戻り、迷信と罪のその地域の真っ只中に聖潔の旗を立てた。どうか神がわれわれを目覚めさせて下さいますように。そして、これは辛い仕事であって、真に献身している者だけが成功するという事実を、われわれに垣間見させて下さいますように。

 オームステッド嬢のことを考えてみよ。彼女はバサール大学の卒業生で、英文学を教える能力に秀で、立派な経歴を持っていたが、御声を聞き、それに応じてインドに行った。ある日のこと、彼女が外にいて苦しんでいる人を助けていると、岸辺に投げ捨てられて死にかけているヒンズー教徒のやもめを見つけた。彼女はやもめを自分の家に連れて行き、イエスに導いた。ああ、麗しい足、麗しい道、宣教の傑出した、神々しい、栄光の道よ。二、三時間後、かの恐ろしい流行病であるコレラが、このヒンズーの婦人を捕らえた。オームステッド嬢は危険を知りつつ婦人を看病し、共に祈り、婦人が亡くなった時、キリスト教の葬儀を行った。バサール大学出身のこの教養ある女性が新しく造られた墓に打ち伏すのを見よ。会葬者は彼女だけであり、その後、彼女は自分の小さな家に戻った。二、三時間後、彼女は病んで亡くなり、見知らぬ者たちの手により異邦の地に葬られた。われわれはここに座して、親指をグルグル回しながら無為な時間を過ごしている。どうか偉大な神が今日われわれを助けて下さいますように!


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