次に気づいたのは、神は絶えず耳を傾ける類の愛をもってイエスを愛しておられるということである――神は彼のすべての嘆願を聞いておられ、その叫びにお答えになる。御父のイエスに対するこの愛は永遠で神聖なものであるため、御父はその愛する一人子の叫びを常に聞く用意をされていた。そして、御父が御子を愛されたように、イエスもわれわれを愛して下さった。だから、愛する仲間のクリスチャンよ、祈ろうとする時、絶えず耳を傾ける愛をもってイエスはあなたを愛しておられることを思い出せ。われわれの不幸話を聞こうとしない人々もいる。彼らはわれわれが来るのにうんざりである。しかし、イエスの愛は御自分の者の哀れな叫びに、至高の天の至高の知恵にしたがって、耳を傾けて答えてくれる愛である。彼は決してしくじらない。他の人々は眠り、無関心になり、のろのろと不熱心になって、その同情を呼び覚ますことはできない。しかし、イエスは御自分の聖徒たちのすべての叫びに注意して下さる。

 こんなにも愛している御子の上に神ご自身が課せられた重圧に比べたら、われわれは何と僅かしか耐えられないことか。人類を贖うことは神や御子の側の義務ではなかった。力強く押し進む愛のエネルギーが、希望と救いの知らせと共にわれわれに届いた。その愛の性質と、その愛がいかに試練に耐えるのかを思え。御父と御子の間には罪や誤解の影がまったくなかった。永続する友情はこの世ではとても希である――誤解や偽りのただ中でも持ちこたえる友情はとても希である。これからわかるように、われわれの心が彼に対して忠実である限り、誤解や罪や無知によって決して損なわれることのない愛が、われわれと救い主との間に存在するのである。私には信頼に足る数人の友人がいる。私が不在の時に私のことで何を聞いても、彼らは常に同じままだった。何年も別々に過ごした後再会しても、気後れすることは無かったし、本当の友人の間であっても時として忍び込むもやもやも無かった。イエスは常に同じである。あなたは極めて悪意に満ちた計画的な人々によって嘘を言いふらされてきたかもしれないし、偽りを言われてきたかもしれない。しかし、あなたが恵みの御座で彼に会う時、彼は耳にしてきたことの影響を全く受けない。なぜなら、あなたの心は彼の心と一つになって脈打っているからである。

 聖徒が最大の戦いを戦おうとする時、イエスは一意専心に案じて下さる。イエスは私を大いに愛して下さっているので、私が戦いで傷つくことを許されたが、決して負けることを許されなかった。イエスはあなたを愛するあまり、あなたが安逸と快楽に耽ることを許されないかもしれない。時間の中においても永遠においても、もっと険しい道があなたにとって最善であることを、彼は分かっているからである。主を賛美せよ!生ける神の軍隊に属していることを私はどれほど喜んでいることか。いつの日か、天の高原でわれわれは精査されるだろう。その時、ぼろぼろの剣、ズタズタの旗、戦いの傷は、ウオール・ストリートの測り知れない富よりも価値を持つだろう。


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