どうすればこれらの要求に応じることができるのでしょう?その手段は主の復活の命です。まず第一に、主の御言葉に基づいて信仰によって踏み出すことが必要です。次に、あなたが持っている主からの僅かなものを働かせることが必要です。僅かでもあなたは主を知っているでしょうか?一びんの油を持っているでしょうか?信仰によってそれを働かせなさい!主の民のとても多くの人たちは、まったく動いていないのに、主についてさらにもっと知ることを願っています。彼らには主を知る知識が少ししかありません。私たちが持っているものを完全に伸ばさない限り、決して増し加わりはない、というのが主の原則です。あなたには主を知る知識が少しばかりあるでしょうか?それなら、それを最大限に伸ばして、それと連携して信仰によって行動しなさい。そうするなら、この方法で増し加わりがあることがわかるでしょう。あなたの命の度量は今はごく限られているかもしれませんが、神にあるこの命は豊かな命であることを信じて下さい。期待する根拠は、私たちが持っている分量ではなく、私たちがすでに持っているものをそこから受けた源です。その豊かさ――その中から私たちはおそらくごく僅かしか受けていないかもしれませんが――を私たちは確信しなければなりません。

 この女が一びんの油にしか注意を払わず、「自分の希望や期待はこれに尽きます」と言っていたなら、何も起きていなかったでしょう。しかし、彼女はこの器を無限の豊かさとの関連で見なければなりませんでした。もし自分の僅かばかりのものがすべてだと思うなら、あなたはあまり大して進めないでしょう。しかし、もし自分の僅かなものを神の全てと関連づけるなら、あなたは前進することができます。大事なのは神の豊かさであって、神の豊かさの中から私たちが経験した分量ではありません。神の豊かさは、私たちの現在の経験を上回る事実です。しかし、この事実に関して、私たちは信仰によって行動しなければなりません。

 この女に課せられた信仰の要求は、器を持って来ることでした。御言葉の務めを果たしている人たちは、私たちが何を言っているのかよく分かっています。例えば、自分が空っぽだという理由で、主の民を集めるのをやめることはしません。空しさ、弱さ、能力の少なさを意識しつつ、進み続けます。そして、信仰によって前進する時、主が必要に応じて下さることを見いだします。時折、自分の感覚に従って行動していたなら、「今日は集会をやめにしましょう。与えるものが何もありません」と言っていたでしょう。しかし、主は私たちの力であり、私たちが進み続ける時、主はやって来てこの空しさを満たして下さいます。これは主の僕たちがそれに基づいて働くための健全な原理です。もし私たちが主の証しの道の中にあるなら、何かの折りに自分にはごく僅かなものしかないと感じたとしても、「主はすべての必要を満たして下さる」と信頼することができます。「主は必要を満たすことができ、どこで必要が生じても満たすことができる」と私たちは信じるでしょうか?主の御前に持って行くなら、満たされない必要はこの世に一つもありません。これについて少しでも疑いがあるなら、そこで証しは止まってしまいます。「この状況を主は解決することができる」と信じるのを止めるとき、あなたの証しは役に立たなくなります。主の復活の力を否定してしまいます。主イエスの復活の命の力は無限です。主が必要に応じられない状況や生活は一つもありません。

 この女の場合、ひたすら同じことをし続けました。彼女が制限を設けたのであって、主ではありません。彼女が器を探すのを止めた時、油は止みました。制限は主の側にはありません。

 証しはこの道筋によります。適用の仕方は様々です。これがどのように私たちや私たちの状況に触れるのか、あなたや私は知るようになるでしょう。時々、これが自分のいる立場に当てはまることが分かるでしょう。適用のすべての領域を網羅するのは、私たちにはとても無理でしょう。しかし、ここである事実が表明されます。この要求に応じるのは主の復活の力です。私たちが持っているものではなく、主が持っておられるものです。私たちがすでに受けているものの分量ではなく、依然として受けることができるものの分量です。私たちに対する主の御旨は豊かさです。しかし、私たちはそれを一度に全部得るわけではありません。主の豊かさは漸進的に私たちに臨みます。私たちは豊かさを自覚しながら絶えず生きるわけではありません。「必要が生じるたびに、何度も何度も満たされることができる」と自覚しながら絶えず生きることができるのです。


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