ナザレの人は、ハンマーを振るい、かんなで削り、ノコギリを引きつつ、その生涯の年月を過ごされた。この御方は、あなたの生活上の働きがどれほど卑しいものだったとしても、そんなことには関係なく、決してあなたのことを忘れない。われわれの召しがどれほど慎ましいものだったとしても、そんなことには関係なく、われわれはペンテコステを必要としているし、ペンテコステを経験できる。聖霊が来臨してとどまって下さらない限り、真の恒常的勝利はありえない。主の「良き御霊」は、たとえ極めて長期に渡る試練でも、くぐり抜けさせて確実に勝利に導いて下さる。決してあなたから離れ去ったり、あなたを見捨てたりしない。人々があなたに背を向け、試練が積み重なり、病と悩みのただ中で悲しみに打ちひしがれそうになる時でも、人間的観点では全くお先真っ暗に見える時でも、主は真に聖められた御自分の子供たちと共におられ、「あなたが水の中を通る時、私はあなたと共におり、川々があなたを押し流すことはない」と囁いて下さる。「火の中を通っても焼かれることなく、炎があなたに燃え移ることはない」。この御言葉が少なくとも示唆しているように、たとえ火や水の中を通ったとしても、神に感謝すべきことに、われわれは溺れることも焼かれることもないのである。嵐に持ちこたえるものが、われわれの内にあるようになる。われわれの魂の地下の奥深くに鉄骨と桁で出来た枠組みが建造され、全能者の御手によって支えられるようになる。この御方はわれわれを頑丈にしっかりと建て上げて下さるので、地獄のいかなる嵐もこの建造物を破壊できない。神に栄光あれ!

 海路用の船は、荒波にもまれて揺れ動き、波頭で動揺して、凄まじい海の深みの中を通るかもしれない。船は抵抗して次々に波を振り払い、嵐から被害を受けることなく、穏やかに進み行く。これは私の心にとって、神の「良き御霊」に徹底的に浸透された生活の最も壮大な絵図の一つである。酷く荒れ狂う海の大波があなたの船の甲板に打ち寄せて、何も見えないように思われることが時々あるかもしれない。この世はあなたのことを忘れるかもしれない。朝の一時、あなたは静かに抜け出して病床を見つめ、一体どうなるのかと大いにハラハラしているかもしれない。人の声や人の同情はまるで死んだかのように沈黙し、あなたは夜の星々を見上げて倦み疲れている。サタンは「友達すら同情してくれない」とあなたを誘惑するだろう。しかし、神に感謝すべきことに、主の「良き御霊」はそこにいて、王御自身以外誰も知らないこの勝利を喜んでおられるのである。ネヘミヤ九章二十節が述べているこの「御霊」は大能の神の大能の御霊なのである。


オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 本館
オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 本館へ

コメント
トラックバック
トラックバックURL
コメントフォーム
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
全記事表示リンク
検索フォーム
個人のブログに関するリンク集
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

電子書籍
Glorious Secret
ジェシー・ペン-ルイス
「栄光の奥義」


The Cross of Christ
アンドリュー・マーレー
「キリストの十字架」


ランキングサイト
にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 聖書・聖句へ

人気ブログランキングへ ブログランキング

ブログのまどランキングへ ブログ王へ

ブログランキング【くつろぐ】

QRコード
QR
カウンター

Page Top
Powered by FC2 Blog | | Template Design by スタンダード・デザインラボ