この預言者はここで現経綸の到来について述べている。彼は契約の使者として聖霊の経綸、世界史で最も素晴らしい時代の到来を告げる。今日われわれが受けている特権は、過去のいかなるものをも凌駕している。私はかつて、「主ご自身が地上におられた時、主と共にいて、主と共に村々や町々を歩き、主の御口から発せられる恵みの言葉に耳を傾けることができたなら、それはどれほど素晴らしい特権だったことか」とよく思っていた。しかし、愛する人よ、聖霊はわれわれの目を開いて下さって、御子の経綸より優るものがあることを見せて下さる。その特権は過去全体の上にそびえ立ち、われわれを高めて聖霊の経綸にもたらす。その特権は過去最大の特権の一つであり、以前なら人々が五十日かけて行った以上のことを、人は神のために一日で行うことができる。万事が聖められた教会の可能性を増し加えている。世界を福音化する用意を整えるという目標に向かって、万事が働いているように思われる。機械の発明、最近の進歩、現代の発見はどれも、聖められた教会が栄光を受けたかしらの御計画と御旨を成し遂げる助けをすることを目的としている。今はせわしい時代である。人々が時を待とうとしない時代である。起きていても眠っていても、われわれは走り回っている。先日、夜私はシカゴで眠りにつき、シンシナティで目覚めた。人間的才能のおかげで眠っている間に三百マイル移動できたのだとすると、天の機器や知恵に慣れていたなら、聖められた教会は一体何が出来ていたことか。今は凄まじい進歩の時代、稲妻のような急行列車の時代である。この古びた世界は、一つの巨大な囁きの回廊になった。自分の事務室に座って、遠く離れた友人たちと親しく会話することができる。ああ、神の聖徒たちが炎と燃えて、時流についていくなら、われわれは何を成し遂げられることか。聖霊を知っている人がここの個室に入って短く祈り、受話器を置いて出て来るとき、神はインド、アフリカ、日本でその人に答えて下さる。ああ、愛する人よ、主の来臨の日に耐えられる者は誰か?神は御自分の真理を力強く描写するために、常に特定の象徴を用いられる。この箇所では、「布さらしの灰汁」と「吹き分ける者の火」によって教わることがわかる。灰汁は、もちろん、洗うためのものである。これは第一の祝福、再生の洗いである。布さらしの灰汁は強力な灰汁だが、再生の洗いはとても強力な洗いである。それは咎や犯した罪の汚れをすっかり取り除くだけでなく、罪を犯すことによって生じた腐敗をすべて取り除く。そのため、模範的再生をした人の魂の中には、元々生まれつきの堕落性しかなくなる。長い間不従順だった結果増し加わった人間性の腐敗は、この強力な再生の洗いによって除き去られる。次に来るのが聖霊の火である。水は洗うためだが、火は滅ぼすためである。

 愛する人よ、もし模範的再生をするなら、それは通常信じられている以上に遥かにわれわれにとって有益である。布さらしの灰汁は汚れや油を取り除くだけでなく、縮みを除いて衣服を直す。そのため、布を裁断しても型紙と同じ大きさのままである。これから分かるのは、非常に多くの人々が一度も再生されていないということである。彼らは膨れ上がり、縮こまり、信頼できない。全き聖めの前でもわれわれを神に対して真実な者とする恵みがある。確かに、それには困難が伴う。辛い時も時々あるかもしれないが、再生された人は神と共に突き進んで征服する。「勝利を得るために全く聖められなければならない」というこの誤謬を私は否定したい。再生された人は大勝利を得るし、悪の全軍勢に対する驚異的な勝利を得ない限り、永遠の義認はありえない。主が現れる時、誰が耐えられよう。主は吹き分ける者の火、布さらしの灰汁のようだからである。


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