ステパノは人々に罪を認めさせる祝福を受けていた。人々の顎に留め金を付けて、いにしえのサンヘドリンを歯ぎしりさせて怒らせる祝福を受けていた。他方、その間、この同じ祝福が彼を優しいままに保ったのである。悪魔を怒らせることと、悪魔を怒らせた後に自分を優しいままに保ってくれる祝福を受けることとは、まったくの別問題である。私はある人々を知っている。彼らは悪魔を怒らせるが、悪魔も彼らを怒らせるのである!

 この知恵を受ける方法は、ハーバードやエールといった方法よりは、むしろ神を待ち望むことによる。学びによるよりは、むしろ献身による。ささやかな何も知らない人々、喜んで無知のままでいようとする人々に、この知恵は臨む。大がかりな調査をしてもこの知恵は得られない。この知恵は、時として、子供に啓示される。私は、ある十歳の子供を見たことがあるが、その子供は司教団全員を凌ぐ知恵を持っていた。私は、スラムや居酒屋から連れ出され、聖められて説教者になった人々を知っている。私が不在の間、ペンテコステを経験していない神学博士や法学博士よりも、むしろ彼らに私の働きを導いてもらいたいものである。

 私はステパノが好きである。彼に会ったら、そう言うことを心待ちにしている。彼は長生きしなかったが、生きている間に足跡を残した。私は、九百九十九年間不活発で役に立たないままぶらつくよりは、むしろ、三ヶ月間宣べ伝えて死に、それからステパノのように天に行きたい――本当にそうしたいものである。私は神にこう告げた、「平凡なクリスチャン以上の者になれないなら、何にもなりたくありません」と。私は信じているが、神はわれわれに平凡なクリスチャン以上の者になってほしいのである。神聖な性質に満ちた者に、圧倒的な者に、手に負えない者に、悪魔自身でさえどうしようもない者に、小鬼どもの全軍勢と戦って道を切り開き、とにかく勝利を得る者になってほしいのである。


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