全能の主に感謝をささげよ。主は良い方だからである。その愛は永遠に続く。(エレミヤ三三・一一)


 神は、この地上の数十億という人々の魂から遠く隔たっており、まったくひとりきりで孤立して立っておられる、という考えは、とても心の狭い考え方である。神は万能の主、万軍の主である。神は大軍に命じ、その僕たちを遣わして、私たちを助けて下さる。神は、ひとりの僕を呼び寄せて、「あなたはこの人のところに行きなさい」と言い、別の僕には「あなたはあの人のところに行きなさい」と言われる。神は私たち一人一人のために僕たちを用意しておられる――どれほど大勢必要でも、十分すぎるほど用意しておられるのである。神には十分な僕がおり、すべてを案配して偉大な勝利を得ることができる。

 神は恵み深い。神の助けにより、生活の中で何に直面したとしても、私たちは絶えず何か良いものを垣間見ることができる。たとえ、良くないものがたくさんある時でも。善をなすことが神の御旨であり、神を妨げるのは私たちの罪だけである。自己主張する私たち人間の意志こそ、最大の罪である。しかし、それに打ち勝つことは可能だし、打ち勝つであろう。たとえ今は、様々な悪を神は許容しなくてはならなくても、いつの日か、これは変わるであろう。死と病は征服され、排除されるであろう。なぜなら、罪が現存している間だけ、死と病には存続権があるからである。

 最終的に、神は、万物の中で、万物を通して、万物の上で、恵みと善とをもって、支配者となられるであろう。それゆえ、私たちは、「私たちを悪から解放して下さい」と祈ることができる。これは実際には、「永久に私たちに良いことを行って下さい」を意味するからである。万軍の主は今すぐ自分を悪から解放して下さる、と私たちは望むことができる。そして、私たちが子供のような方法で祈れば祈るほど、ますます早くこの解放が実現するのである。

 必ず聞き届けてもらえるという絶対的確信をもって、このように祈れること、これはとても大いなることであって、私たちは全能の主に感謝をささげるべきである。誤謬や逆境がいかに多くても、神は善をもって私たちを何度も何度も照らすことを望んでおられる。そして、いつの日か、神の善が勝利するであろう。今でさえ、敵の力はすべて砕かれ、滅ぼされつつある。それゆえ、全能の主に感謝する以外に、私たちに選択肢はない。主は良い方だからである。

ヨハン・クリストフ・ブルームハルト


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