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自分たち自身に関する誤った考え

 何と私たちは自分たち自身について誤った考えを抱きやすいのでしょう!パウロは言いました、「私はあなたたちの間のすべての人に言います。思うべき限度を越えて思い上がってはいけません」(ローマ一二・三a)。あなたは自分自身のことをどう思うべきでしょうか?私は自分自身のことをどう思うべきでしょうか?「思うべき限度を越えて思い上がってはいけません。むしろ」とパウロは続けます。「神が各自に分け与えられた信仰の度量にしたがって、慎み深く思いなさい」(三b節)。つまり、パウロの別の言葉を文脈から抜き出して挙げると、「キリストの賜物の度量にしたがって」(エペ四・七)です。私たちの自己評価は、私たちが持っているキリストの度量に反比例します。私たちはキリストをどれだけ受けたでしょう?もし私たちがキリストを非常に豊かに持っているなら、もし他の誰よりもキリストを多く持っているなら、私たちはまったく思い上がらないでしょう。キリストをさらに多く持てば持つほど、私たちはますます謙遜になり、ますます自分について話すことを欲さなくなり、ますます人目につかなくなり、ますます脚光を浴びることを欲さなくなります。

 「すべての人(中略)思い上がってはいけません」。このような誤った考えによって軍隊はどれほど損害を受けることでしょう!人々がこのように振る舞ったら何が起きるか考えてみてください――思うべき限度を越えて思い上がり、言わば「自分の重荷を投げ捨て」たらどうなるでしょう。いいえ、それはだめです。そんなことをすれば敵の術中にはまるだけです。私たち各自が受けたキリストの度量にしたがって「慎み深く思う」なら私たちは安全です。この大きな戦いでは、私たちがいかなる種類の考えを持っているかが大いに重要です。「キリスト・イエスの中にあったこの思いを、あなたたちの内側でも思いとしなさい……」。前の章で勧めましたが、軍隊は複数の部署に依存していること、個人の弱さによって全体が損失を被るおそれがあることを、各自は互いに理解しなければなりません。このようにその作用は両面的です。私たちは自分個人の重要性を過大評価するするおそれや、他に関する自分の意義を過小評価するおそれがあります。思うべきように自分について思うことは、この両面の過ちに陥らないことを意味します。それは私たちに関係があるだけでなく、互いに関連しあっていて、たんなる個人的な――独立した――ものではないことを、私たちは理解するようになります。


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