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(4)万物の最終的な試金石

 最後に、キリストは万物の最終的な試金石です。使徒一七・三一にはこうあります、「彼は御自分が定めた人によって、義の中でこの世を裁こうとする日を定められたのであり、彼を死者の中から復活させることによって、すべての人に確証を与えられました」。逐語訳は「ひとりの人によって」ではなく、「彼が定めたひとりの人にあって」です。この「定めた」という言葉は、「水平線とした」を意味します。神は御子を万物の水平線とされました。すべてはこの人の水平線内に達しなければならず、彼にしたがって裁かれなければなりません。要点がお分かりでしょう。キリストは基準です。キリストは標準です。キリストは神が定められたこの世のあの大審判の尺度であり、万物の最終的な試金石です。

 これは、この世の裁きはそれがキリストにどれだけ達しているのかに応じてであることを意味します。キリストの光の中に立っているのかどうかについて、キリストに対する姿勢・関係について裁かれるのです。神の裁きは他のいかなる根拠にもよりません。これが裁きのためのとても単純な公式です。もし神が私たちを一人一人相手にして、遺伝・出生・育ち・人生の運不運によって私たちが得た多くのものに基づいて私たちを裁かなければならなかったとしたらどうでしょう。人にたとえて述べると、彼は手一杯になっていたでしょう。そして、裁くにはあまりにも多くの義の標準が必要になっていたでしょう。あまりにも包括的すぎて、ほとんど考えることができなかったでしょう。私たちに対する神の裁きは、私たちの罪の数――それが多くても少なくても――や、私たちの気質や、血筋によって私たちが受け継いだいかなるものにもよりません。彼の唯一の単純な答えは、御子に対するあなたの姿勢はいかなるものか?ということです。御子に対するあなたの関係はいかなるものでしょう?あなたはこのキリストの水平線の中にどのように立っているのでしょう?ひとりの人としてではなく、一つの本質としての彼、彼御自身の意義との関係はいかなるものでしょう?御子に関するあなたの姿勢、関係、度量はいかなるものでしょう?これに裁きはすべて基づくでしょう。

 また注目して下さい、これは大いに義なる裁きです。御言葉は「彼は義の中でこの世を裁こうとされる」と述べています。神に感謝すべきことに、これは、とても多くの人が一生涯不平を鳴らす問題、遺伝や世襲や初期のしつけ等々といったこの問題を考慮してのことです。私の親愛なる友よ、これを励みとして下さい。そうした事柄に基づいて神が裁くことはまったくありません。そのようなことは不義なことだったでしょう。彼は私たち全員を、御子との私たちの関係というこの一つの問題にもたらされます。彼に対するあなたの立場はいかなるものでしょう?あなたは彼をどのように取り扱ってきたでしょう?あなたは彼をどうしているでしょう?あなたはますます彼のかたちに同形化されつつあるでしょうか?これが裁きの基礎であり、唯一の基礎です。キリストが基準であり、万物の最終的な試金石です。


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