外側の規則ではなく命の道である

 私たちの前の黙想では、祭司団について述べました。ここに祭司の諸々の特徴が示されています。シメオンは疑いなく祭司の機能を果たしていました。祭司職は役職ではなく、霊的なものです。真の祭司職は以下の事柄の基礎の上に構成されています。すなわち、御霊によって導かれること、御霊から教わることです。シメオンは子たる身分の真の霊の中にあります。それゆえ、霊的な意味で真の祭司です。

 これは次のことを意味します。すなわち、もし主の民が霊的になろうとするなら、したがって、もし彼らが神の完全な御旨に至ろうとするなら、彼らは命の道と聖霊の啓示により、あらゆることに参入しなければなりません。これは物事の中に書物によって、あるいは伝統によって機械的に入るのとは異なります。ここに主の民が抱えている大いなる必要があります。キリスト教はもう何世紀にもわたって存在してきましたが、私たちが見い出すキリスト教は、この世の中にある一種の型にはまった体制や体系です。そこでは、新約聖書の中にあるものをすべて拾い上げて、言わば、固定化されたもの、型にはまったものとして、この世の中へと体系化・投影しています。例えば、「全世界に出て行って福音を宣べ伝えなさい……」という命令を拾い上げて、一種の固定化されたものにしています。そして、その公認されたキリスト教組織に順応しようとするなら、誰でもそれを行わなければなりません。また、教会についての観念も、型にはまりきった形式的なものになっています。霊の事柄が固定化された機械的な体制や秩序になってしまいました。そして今や、それが伝統的キリスト教であり、あなたはそれに同化して、それに合わせて行動するよう命じられます。これがおそらく、霊性に対する最大の障害の一つです。もしこれほど長い歴史がなく、直ちに初めに戻れたなら、状況は大いに単純だったでしょう。そして、私たちはもっと早く直接的に真の霊的状態の中に入れたでしょう。しかし私たちは始終、諸々の事柄というこの大きな重荷に苦労しています。まさにここに突破口が必要です。


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