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新しい世界

 一二章三一~三二節:「今は、この世が裁かれる時です。今、この世の君は追い出されます。私は、地上から上げられるなら、すべての人を私自身に引き寄せます」。

 ここには、主イエスの死と関係している二つのものがあります。第一に、この世が裁かれること、第二に、この世の君が追い出されることです。

 この世の裁きはキリストの十字架でなされました。この世を裁くとはどういうことでしょうか?神の御言葉がその答えを与えています。「全世界は悪しき者の中に横たわっています」。「全ての人が罪を犯して、神の栄光に欠けています」。「罪の報酬は死です」。主イエスはその十字架でこの世の裁き、罪深い世の裁きを身に負われました。この世の裁きが十字架で彼の上に転嫁されました。そして、この世が裁かれました。「もしこの世が裁かれているなら、なぜ将来の裁きを待っているのでしょう?」と、あなたは言うかもしれません。もしあなたが信仰によって、この世――あなたはその一部分です――の裁きを主イエスによってなされたものとして受け入れるなら、あなたには恐れつつ待つべき裁きはありません。この世――あなたはそれに属しています――の裁きをキリストが引き受けて下さったことを理解しているなら、裁きは永遠に過ぎ去っています。もしあなたが彼を信じる信仰の立場を取ったことがないなら、この世の裁きにおける裁きが依然としてあなたを待ち構えています。

 要点は次の通りです。すなわち、彼にあってこの世は彼の十字架において裁かれたので、あなたも私も主イエスの復活によってこの世の外にあるのです。私たちはこの世から逃れました。それは、私たちは裁かれるべきこの世の一部ではもはやなく、それから解放されている、というこの霊的意味においてです。それでは、私たちには何があるのでしょう?新しい世界です!ただ神の子供たちだけがこの言葉、その意味を理解することができます。彼らは確かに理解します。自分が再生されているのかどうか、キリストとの生ける関係の中に真に入っているのかどうか、あなたは試すことができます。それは、自分の霊とこの世との間に衝突を見い出すか否かによってです。あなたは以前のように不敬虔な人々と気楽にやっていけるでしょうか?あなたにとってこの世はあなたを悩ますものでしょうか?その中にあって自分はよそ者である、自分はそれに属していない、気持ちの上では本当にその外にいる、と感じているでしょうか?この感覚がますます強まっていくため、この世の中を行くとき、それは人工的な世である、その中にいる人々はみな人工的な生活を送っている、と感じるほどでしょうか?これがあなたがその外にいる証拠です。もしあなたにそのような感覚が何もないなら、今あなたはこの問題を真剣に調べなければなりません。なぜなら、神の真の子供に臨む最初のものの一つは、この世からの分離の感覚、この世との衝突の感覚だからです。彼らは仕事に戻って行き、自分の知っていることを何も話していないのに、とても奇妙なことに、この世の人々は何も話を聞いていないのに、衝突の感覚が生じます。霊の事柄は、音声の言葉がなくても、響き渡ります。

 これが私たちが主に属しているかどうかの試金石です。気持ちの上では、私たちはこの世の中によそ者として生きているでしょうか?これは私たちの世界ではありませんし、家でもありません。ここにあるものはみな私たちとは無縁です。「今は、この世が裁かれる時です」。私たちの世界は新しい世界です。決して裁かれることのない世界です。それは復活したキリストの世界です。

 キリスト復活に続く期間について扱っている記録の一部を見ると、その十字架後、彼は決して再びこの世に現れなかったことがわかります。御自分の者たちにしか彼は現れませんでした。その時、彼はこの世の外におられたのです。


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