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2018 |
チャールズ・フィニー(一七九二~一八七五)
十九世紀にアメリカで起きた第二次大覚醒の主要な指導者。リバイバルとは信者が最初の愛に立ち返ることであり、また罪人が過去の行状を悔い改めることであることを見た。後退した諸教会を覚醒・矯正して、神の事柄に注意を払わせた。信者を刷新して、その内にキリストのかたちを形造り、輝かしい証しの生活を送らせることが、罪人を屈服させる神の方法であると主張。
ドワイト・ライマン・ムーディー(一八三七~一八九九)
アメリカの第三次大覚醒の代表的伝道者。毎日少なくとも一人の人に福音を伝えることを実践。イギリスとアメリカの大都市を旅した。祈りの必要性を大いに強調。神に完全かつ徹底的に服することに努めた。一生の間に数百万マイル旅して一億人以上の人に福音を宣べ伝え、七十五万人のために個人的に祈った。ムーディー聖書学院を創設。
救世軍
英国のメソジスト派の牧師だったウィリアム・ブースと妻キャサリンによって、ロンドンのスラム街で貧民に伝道するために一八六五年に設立され、一八七八年に救世軍と改称された。モットーは「救いと聖潔」。現在、軍隊を模した組織により、世界の多くの国と地域で伝道や社会福祉事業などを行っている。
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