御言葉:「それは私の喜びが彼らの内に満ち溢れるためです」(ヨハ一七・一三)。

 ここに二つの単純な考えが示されている――イエス・キリストは喜びに満ちておられることと、われわれはこの喜びにあずかる特権を与えられており、遂にはわれわれも満たされることである。

享楽、幸福、喜ばしさ

 「この世の多くの人々は、陽気でいられれば満足なのであり、享楽に優るものを人生に何も求めていない」と言っても酷くはない。彼らはこの世の重荷、悲しみ、心配から遠ざかって、束の間の冗談でその苦悩を忘れられれば、満足なのである。人生に享楽はつきものだが、享楽は高貴な人生の目的では決してない。

 私は信じているが、遥かに多くの人はこれよりも良いものを求めている。それは幸福である。

 幸福は享楽よりも無限に高度なものであり、御自分の子らが幸福であることを願う神の願いが聖書の中に豊かに啓示されている。八福の教えは幸福になるための教えである。

 しかしこの御言葉は、幸福に優るものについて述べている。それは喜ばしさである。

 喜ばしさは、この言葉の聖書的意味によると、溢れ流れる幸福として定義される。個人的満足のためだけでは使い切れない満ち満ちた幸福、全く生き生きとしている輝かしい幸福である。周囲を山々で守られている静かな湖畔に幸福をなぞらえるなら、喜ばしさは溢れ流れる川の奔流のようなものである。

 それゆえ最初に、悲しみや苦痛を克服するこの三つのものに心を留めると助けになるかもしれない。享楽は自己のためであり、自己で終わる。幸福はさらに深遠で高貴なものであり、喜ばしさは溢れ流れる幸福である。


オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 本館
オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 本館へ

プロフィール
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
全記事表示リンク
検索フォーム
個人のブログに関するリンク集
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

電子書籍
Glorious Secret
ジェシー・ペン-ルイス
「栄光の奥義」


The Cross of Christ
アンドリュー・マーレー
「キリストの十字架」


ランキングサイト
にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 聖書・聖句へ

人気ブログランキングへ ブログランキング

ブログのまどランキングへ ブログ王へ

ブログランキング【くつろぐ】

QRコード
QR
カウンター

Page Top
Powered by FC2 Blog | | Template Design by スタンダード・デザインラボ