最近、ある未信者が次のように書き記しました、「批判のせいで多くの人の心に真摯な疑いが生じている今日、大能の神は地上に御使いを遣わして何を真に信じるべきか教えることはできなかったのでしょうか?もし神がそうされていたなら、それは永遠に証拠となっていたでしょう」。

 御使いたちは神の小羊に対して空前絶後の驚異的な証しをしました。手には無限の正義の秤を持ち、その声は宇宙の果てにまで届く、ひとりの強い御使いが、しみのない聖さと無限の価値を持つ一人の方のために全被造物に向かって尋ねます。「ふさわしい者は誰か?」。神の手のひらの上、神たる方の秘められた炎の中に、小さな書物が横たわっています。誰がこの書物を見れるほど聖であり、それを手にするのにふさわしく、それを開く力を持っているのでしょう?そこに集った天の群衆の上に静寂が臨みます。その静寂を破ったのは、ヨハネのすすり泣きでした。「私は激しく泣いていた。ふさわしい者が誰も見つからなかったからである」(黙示録5:4)。身代わりになる功徳を持つ者は誰もなく、すばらしい聖さを持つ者は誰もなく、神々しい忠誠心を持つ者は誰もいませんでした。被造物は堕落した世界を解放するほどの聖さを自分自身の内に持ってはいません。

 ひとりの方にすべての視線が集中します。長老たちの中央、さらに近く、御座の中央に一人の人が立っています。「彼が来て、御座に座しておられる方の右手からその書物を受け取られた」。この方の目の前に全ての者は透明なガラスのようであり、その御顔は決して曇ることはなく、その方の心は不信仰で脈打つことはありません。唯一しみのない、輝かしい、無限の価値を持つ人。それはイエスです!・・・・この方が御座の中央におられました。

 この静けさは突然、ハレルヤの洪水で破られます。小羊はすべての心を引き寄せ、すべての目を照らし、すべての御使いを治められます。彼は全被造物を祝福されます。彼は天のすべての歌の主題です。天には小羊の前にひれ伏さずにいられるほどの力を持つ権力者はいません。人々が自分を高く上げて彼を礼拝しないのは、ただ地上だけです。

 ヨハネは「ライオン」という声を聞きましたが、彼が振り返ると「小羊」が見えました――ライオンの力を持つ小羊、小羊の心を持つライオンです。しかし、なぜ小羊が御座に座しているのでしょう?なぜ全被造物の顔が小羊の方に向いたのでしょう?小羊には傷があり、その傷が栄光の真ん中で輝き渡ったからです――小羊は「屠られたばかりのような小羊」だったのです。

 天がキリストにふさわしい者としての冠を与えたのは、カルバリのためです。輝かしい性質、比類ない栄光はみな、傷の内に集中します。小羊のいるべき場所は祭壇の上ですが、完全に成就された完全な贖いのゆえに、小羊は今や御座に着いておられます。傷は残ったままです。いわば、死んだばかりなのです。というのは、贖いがその新鮮さを失うことはありえないからです。神が贖いを忘れることは決してありません。御使いが贖いを忘れることは決してありません。贖われた者が贖いを忘れることは決してありません。永遠の傷は永遠の赦しの保証です。受肉した神が人の罪のために屠られたことを知る人は、真理の核心に立ち、天の決定的秘訣を知ります。

 神の全ての御使いのこの証しは、今や、天の神学の何たるかを啓示します。「あなたはふさわしいお方です(中略)あなたは屠られたからです」。キリストがその上で屠られた十字架を、天は恥じることはありません。何という犠牲、何という歌でしょう。

 キリストは世の基が置かれた時から予め(prospectively)屠られていました。彼は律法の下における数千の犠牲により、型として(typically)屠られました。彼は予め定められていた神の計画により法理的に(judicially)屠られ、ユダヤ人と異邦人により実際に(actually)屠られました。彼は彼の血を踏みにじる全ての者により、過去に遡って(retrospectively)屠られます。「あなたはあなたの血により、あらゆる部族、言語、民族、国々の中から、人々を神のために買い取られました」。この血だけが神のために罪人を買い取ることができます。御父が人の魂という嗣業の中に入るのは、ただ御子の血によります。ですから、御使いはみな小羊に何を与えるのでしょう?「権力と、富と、知恵と、力と、栄誉と、栄光と、祝福」です。何という歌でしょう!すべての冠がこの額の上で出会います。すべての権力は刺し通された両手の中にあります。すべての愛が貫かれた脇から流れます。神たる方のすべてがその御顔から輝きます。これが神のすべての御使いの神学なのです。

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