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「あなたたちはシオンに来ているのです」

T. オースチン-スパークス

目次

第一章 私たちの相続財産

第二章 私たちの嗣業

第三章 神が住まわれる所

第四章 神の基準

第五章 シオンの子ら

第六章 シオンの論争

第七章 シオンの宿命

第八章 主の負担



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信仰の機能

 あなたはこの世界最強のものを持ちたいでしょうか?私たちはみな、それを持てます。あなたがそれより劣るもので満足しないよう、私は希望します。信仰は世界で最強のものです。なぜなら、それは人の弱さを神の全能と結び付けるからです。もしあなたに信仰があるなら、あなたは常に自分の弱さを彼の全能に結び付けることができます。困難に遭うたびにこれを試しなさい――ひたすら、自分の弱さは神の全能と結ばれることになる、と自ら主張しなさい。信仰の機能は全能者の御手を握ることなのです。

 「あなたたちが私の名の中で求めることはなんでも、私は行いましょう」。ここにあなたの権威があります。それは実際のところ、神の全能性を握って、「これがあなたに行っていただきたいことです」と述べる信仰の手です。これは大いなる特権ですが、思い込みではありません。なぜなら、神はキリストにあって、御許に行って、何でも望むものを求める力を、私たちに与えてくださったからです。「もしあなたたちが私の中に住んでおり、私の言葉があなたたちの中に住んでいるなら、あなたたちの望むものを求めなさい。そうすれば、それはあなたたちにかなえられます」(ヨハネ一五・七)。

 「あなたの信仰のとおりに、あなたになるように。」


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「イエス・キリストの信仰」

 主イエスが地上に来られた時、彼はこの信仰にあずかる者となられました。そして、それは「イエス・キリストの信仰」と呼ばれています。イエス・キリストの信仰とは何を意味したのでしょう?御父の信仰が意味したものにほかなりません。つまり、もし自分が十字架に行くなら、さもなければ罪に定めざるをえない人々を義とする力を御父は受けることになる、という信仰です。この確信に主イエスはあずかられたのです。十字架を成し遂げるにあたって、神の信仰がイエス・キリストの信仰になりました。キリストの信仰は、私がそれを同じように信じる時、私の信仰になります。ですから、神がご自身を信頼しておられるのと同じように、私は神に信頼することを学びます。

 さて、私は証拠という根拠に基づいて神に信頼することができますが、それはここでの論点ではありません。ここの要点はこうです。すなわち、私は神との交わりによってキリストを知ることができるのであり、この交わりにより、私は彼の命と義、愛、力にあずかるだけでなく、彼の確信――彼がご自身に対して抱いておられる確信――にもあずかるのです。これが神の信仰です。私たちは彼との協力関係にありますが、この協力関係にあずかればあずかるほど、ますます私たちは受け、ますます彼に信頼できるようになります――これは(今の場合)彼がそう言われたからではなく、彼は信頼に値するからです!

 もしあなたに神の信仰があるなら、あなたは世にある悪しき事柄――飲酒運転や、あなたが出会うあらゆる悪――を打ち倒す力をも持つことになります。しかし、この優位性はうぬぼれではありません。その中にはあなたにとって屈辱的な点もありますが、それでも、その屈辱と並んで、優勢な力が臨みます。それはただ神の信仰のおかげであり、この信仰は人を高く上げるので、人は不沈・不敗となります。イスラエルに対する次の約束は、神の信仰を持つ人に対して成就されます、「あなたは頭となって尾とはならない。あなたはただ上になって、下にはならない」。


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 これは大いに実際的な力です。しかし、この原則を毎週、毎月、働かせて、神の信仰を証明・実証しなければなりません。神の御言葉の中で私たちに与えられている原則はみな、最終的に人の経験によって試されなければなりません――さもないと、あなたには何の証しもなく、客観的真理しかないことになります。しかし、何の根拠に基づいて、「神は信実である」と言うことができるのでしょう?根拠はあなたの証しです。神の真理が経験的に試されるにつれて、その真理は私たちにとって決定的なものになっていき、私たちは証しを得ます。

 なぜこれは「神の信仰」と呼ばれているのでしょう?スコフィールドの注解は、「神が賜る信仰を持ちなさい」と述べています。私はアーメンと言います。しかし、それがすべてではありません。それは確かに神の賜物なのですが、「神の信仰(God's Faith)」でもあるのです。彼ご自身以外のあらゆるものについて、神の信仰を持てというのでしょうか?いいえ。しかし、彼はご自身の十全性を信じる途方もない信仰を持っておられます。彼はご自身の全能性を信じておられます。「光あれ」と言うと、光が生じることを、彼はご存じでした。女の裔が蛇の頭を打ち砕く、と言われた時、ご自分の祝された御子が十字架に行って、私たちの救いを成就することを、彼はご存じでした。神はご自身を絶対的に信じておられます。ご自身がしくじることは決してありえないことを、彼はご存じです。


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 エリシャは長子の分け前、御霊の「二倍の分」を願いました。エリヤは、「それは難しいことですが、もし私が携え上げられる時にあなたが私を見るなら、そのとおりになります」と言いました。そこで、エリシャは自分の主人を見続けて、その行動をすべて仔細にわたって見ました。そして、彼がエリヤの衣を手に持ってヨルダン川に戻った時――つまり、彼が最初の困難に遭った時――聖霊の力の中で彼が外套で水を打つと、水は彼のためにも分かれたのです。こうして彼は、その所で、自分が力の賦与を受けていることを証明したのです。

 私たちの中のだれも、これをそこまで持ってはいません。しかし、私たち全員の中に、この同じ原則が働いています。力を賦与する神の信仰を扱おうとする時、私たちが受ける最初の困難が、その証拠を現わすきっかけになるかもしれません。困難に遭わない限り、あなたがこの証拠を得ることはまずないでしょう。それは、あなたの意志に反してあなたの上にのしかかる圧力や緊張によります。その時、あなたには何もできませんし、どうにもなりません――そこであなたは苦悶しますが、神はご自身を立証されます。安楽椅子に座っていては、それは決して得られません。あなたはそこで、必要な条件である聖めを受けることができます。あなたの必要に関する視力を受けることができます。そこで、贖いの血の清めに信頼することができます――これが神の信仰のためにあなたを資格付けます。しかし、ただ困難によってのみ、その力は現れることができます。私たちがこの世界にあるのは神のみこころを行うためであり、山は私たちがこのみこころを行うのを妨げるすべてのものを意味します。山はある人かもしれませんし、あなたの教会のある役員、あなたの家族の一員かもしれません。それは環境かもしれません。この環境の法則は私たちを何と混乱させることか!私が神のみこころを行う道に立ちふさがる、この貧困という環境を、私はどうすればいいのでしょう?私が心に感じる最初の衝動は、「主よ、私を助けてください」と叫ぶことです。しかし、それがすべてではありません。子供はだれでも、「主よ、私を助けてください」と叫ぶことができますが、子供の祈りはここでは不十分です。神は確実にあなたを助けてくださいますが、神はあなたの口に言葉を授けてくださいます、「この山に向かって、取り去られよ、と言いなさい!」。あなたは神がそうしてくださるのを望んでいますが、神は、「あなたがそれをしなさい――あなたが言いなさい!」と言われます。私は私の主の御前にとどまって、この特別な事のために新たに力を賦与してもらわなければなりません。それを私の内に新しくしてもらわなけれなりません。ついには、神の命令が私の霊の中に臨む時、私は「主の御名の中で、お前は去らなければならない」と言えるようになります。その時、主ご自身がその事柄を対処してくださいます。


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